柏の葉公園のアメリカイワナンテンの植え込みが綺麗に紅葉していた。花芽らしきものも観察できた。名前は、我が国のイワナンテンに対して、アメリカ産で岩場に生え、葉がナンテンに似ていることから。葉に美しいものが多く、斑入りであったり、紅葉したりと変化に富む。アメリカイワナンテンの花は、4から5月ころ長さ8cm前後の総状花序を出し、アセビやドウダンツツジに似た壺型で白色の小花を多数咲かせる。
参考サイト やさしいエンゲイ アメリカイワナンテンの育て方
来年はアメリカイワナンテンの花を忘れずに撮りたい。
ツツジ科イワナンテン属 常緑低木
2013年12月15日午後2時10分
ベニシタン(紅紫檀)も綺麗に紅葉した。柏の葉公園には何度も来ているのに、花は2006年5月に撮って以来、全く撮っていなかった。花も可愛いので、来年は忘れずに撮りたい。
バラ科コトネアスター属 半常緑低木
2013年12月15日午後1時
↓ 紅葉準備中のベニシタンの葉
↓ ベニシタンの花(2006/5/9撮影、柏の葉公園)
花は全開しない。淡い桃色。
6月に綺麗な花を咲かせていたコクチナシに黄色から赤色の実がみのっていた。おせち料理でお馴染みの栗きんとんなどの着色や染色に使用される。クチナシより花や葉が小さいのでコクチナシ。
アカネ科クチナシ属 常緑低木
別名「ヒメクチナシ」
2013年12月15日午後2時
イイギリ(飯桐)はすっかり葉を落として、沢山の房状についた赤い実が目立った。
先月27日撮影のイイギリ は、黄葉と赤い実が撮れていた。
イイギリ(飯桐)の実は液果で直径1cm位。イイギリは雌雄異株の落葉高木。名前の由来は、昔、葉で飯を包んだため。花は5月に若い枝先きに円錐花序を下垂させるが、今年も撮り損なった。
イイギリ科イイギリ属
別名「ナンテンギリ」
2013年12月15日午後2時30分
↓ 別の場所のイイギリ(飯桐)。赤い房も大分少なくなっていた。
大人の背丈より少し高いイスノキにもムシコブがあった。イスノキの花は未だ撮ったことがないが、Wikipediaイスノキ によると、「四月頃、葉腋に小花を総状花序につける。花序の基部には雄花、先の方には両性花がつく。花弁はなく、萼も小さいが、雄しべの葯が赤っぽく色づくのが美しい。但し見られる時期が短い」そうなので、来年の課題が一つ増えた。
葉の面に多数の小型の突起状の虫こぶは、「イスノキコムネアブラムシ」が寄生。
丸く大きく脹らんだ虫こぶ(ひょんの実)は「イスオオムネアブラムシ」が寄生。
これらを目当てにイスノキが特定できるそうだ。
マンサク科イスノキ属 常緑高木
別名「ユスノキ、ユシノキ、ヒョンノキ」
2013年12月15日午後2時20分
↓ 虫こぶ:ひょんの実。イスオオムネアブラムシが寄生。
↓ ひょんの実:穴があいているので、唇に当てて息を吹き込むと「ひょう」と鳴るかな?
右側の葉の上にはイスノキコムネアブラムシが寄生。
↓ 葉っぱが汚くなるのは、イスノキコムネアブラムシが寄生。
↓ 若い枝に綺麗な虫こぶが・・・???
↓ イスノキの樹皮。
イスノキは乾燥すると非常に堅く丈夫になるので、家具や竹刀に利用される。
示現流系統の剣術で利用されているのは有名だそうだ(上記Wikipediaによる)
↓ セミの抜け殻さん!よくまあ風や雨に耐えて、型くずれしないで残りましたね。
柏の葉公園で、ハンカチノキの実は初撮りだった。ハンカチノキは花が咲くまでに10年以上もかかるという話なので、植樹してまもないこちらの木は、当分花は咲かないだろうと思っていた。葉が落ちて枝だけになった木に、数個の果実がぶらさがっているのを見たときは、今年は咲いていたんだ~と木が愛おしくなった。
ハンカチノキの実は直径2cmほどの堅果(果皮が非常に堅く、種子と密着せず、中に1個の種子を包んでいる果実、ドングリの類など_広辞苑より)。
ミズキ科 ハンカチノキ属
別名「ハトノキ・ハンカチツリー・ゆうれいのき」
2013年12月15日午後1時15分
↓ しっかり冬芽が出ていた。
↓ ハンカチノキの花(2012/5/24:日光植物園)
2枚の花びらに見えるものは苞。
中に沢山の雄しべと1本の雌しべ。
↓ ハンカチノキの若い実(2011/8/26:つくば実験植物園)
柏の葉公園のコウヤマキ並木の樹形が美しい。中に枯れかけているのではないかと思われる位色が褪せている木もあったが、果実はできていた。
まだ種子を出していない球果が撮れた。
コウヤマキは日本特産の科でコウヤマキ1種からなる。
参考サイトWikipediaコウヤマキ
コウヤマキ科コウヤマキ属
別名「ホンマキ」
2013年12月15日午後1時10分
↓ 球果
長さは8~12cm、直径8cmほどの楕円形。
雌花は4月ころ受粉して球果に成長。
扇型に見える種鱗には内側に7~9個の種子がつく。
球果は種子を出しても長く枝に残り松ボックリのように見える。
↓ 雄花
長さ7mmほどの楕円形で、枝先に20~30個かたまってつく
↓ 長枝の先端に短枝が輪生し、短枝の先に針葉がつくので、
針葉が輪生しているように見える。
↓ 種子を出したあとの果実(2008年12月20日、柏の葉公園)
駐車場近くのモミジバフウはすっかり葉を落とし、特徴のある果実(果がたくさん集まった集合果)が沢山ぶらさがっていた。すでに、穴から翼の付いた種子をばらまいた後で、殆どの果実には穴が見えていた。果実の横には新芽もみえた。
マンサク科 フウ属
別名「アメリカフウ」
2013年12月15日午後1時
大きな枯れ草の枝にとまっていた。
朝日を浴びて日光浴中?
スズメ目ホオジロ科
2013年12月2日午前7時10分ころ
大堀川防災調整池
今年大堀川散策中にホオジロには、3回出会った。
雌雄がはっきりとわかる鮮明なホオジロを撮りたいと思う。
来年の課題だ。
朝の散歩から帰る途中、畑の隅に一際赤い木に気づいた。ブルーベリーの木だ。
ここの木がこんなに紅葉したのは初めて見た。
ブルーベリーは北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称。
ブルーベリーは果実として品種改良が進み、他品種あり育て方も異なるそうだ。
参考サイトWikipediaブルーベリー
ツツジ科スノキ属
2013年12月2日午前7時30分ころ
↓ 植えられてから何年経つのだろうか。
そういえば、いつも通っているのに、花も実も撮ったことがない。
来年は忘れずに撮りたい。
おまけ
ブルーベリーの紅葉を見て、
アルと散歩した川場村のブルーベリーを思い出した。
この公園を抜けて、山の上で景色を楽しんだ。
大堀川法面に勝手に生えたノイバラ(野棘・野薔薇)が小さな赤い実をむすんだ。
法面にはヤマグミ・エノキ・ヌルデなどの若い木が生長しつつあり、
ノイバラにとっては、これらの木々が風よけの役目も
しているようで、一部には葉も残っていた。
果実は偽果で、萼筒が肥大して液果状になったもの。
先端に萼が残っている。
直径6~9mmの卵球形で、赤く熟す。
中には長さ3~4mmのそう果が5~12個入っている。
苅込に強いので、直ぐに芽を出し元気に育つ。
今年5月に撮影したノイバラの花
バラ科バラ属
2013年12月9日
大堀川の周辺にある荒れた草地にはクコ(枸杞)が元気だ。
10月ころ可愛い花を撮ったが、一部に真っ赤な実がみのった。
果実は液果、長さ約1cmの楕円形をしている。
クコの実は酒に漬け込んでクコ酒にしたり、
生食やドライフルーツで利用される。
薬膳としてお粥の具にも利用されている。
参考サイトWikipediaクコ
ナス科クコ属
2013年12月9日
2013年12月11日、朝9時過ぎに宿をチェックアウトしてすぐ湖畔の宿公園へ。
朝早いせいか、中型観光バスの団体さんがきたが、つまらないとすぐに引き上げていった。
↓ 公園から眺める榛名山
↓ 左側から順に鉄琴を叩くと湖畔の宿のメロデーが弾ける。
↓ 公園のはずれに竹久夢二アトリエが残っている。
この後、隠れたパワースポットと若い女性に人気のある榛名神社へ。
榛名湖イルミネーションフェスタは、2013年12月5日~25日(17:00~22:00)。
レーザーとLED約50万個のイルミネーションで、榛名湖を彩る。
私が出かけた日は、強風注意報がでるほどの天気で、非常に寒かった。
宿のマイクロバスが送迎してくれたので、効率よく見学できた。
800台駐車できる有料駐車場(800円)もある。
2013年12月10日
↓ 夕方、宿へ入る前に撮った会場の一部
↓ イルミネーション点灯前の会場の様子。
ひときわ目立つ高崎の名物ダルマ。
↓ 露店もにぎやか
↓ 待合室も用意されていた。
↓ レーザー光のカウントダウン点灯を待つ。後の山は榛名山。
↓ 午後5時、イルミネーション点灯。
とても綺麗だったので、ここでもついつい撮りすぎてしまった。
記録としてデジブックに残しておきたい。