伊香保温泉を通過するので、石段街から伊香保神社まで歩いた。
この石段街は、長篠の戦いで敗れた武田勝頼が真田氏に命じて作らせたもので、400年以上前から湯の町を眺めてきた。一番下から上の伊香保神社まで365段つづく石段の両側には、旅館やホテル、食事処や土産物店が並び、伊香保温泉のシンボルとなっている。
2013年12月10日
↓ 温泉街から道路をはさんだ向かい側の無料駐車場に車を停めて歩き始める
↓ 道路を渡ったところに広場とバス停
↓ ここから石段を登り始めるが、この石段は38段ある。
↓ 石段を38段上ったところで振り返る。石段の中央に「黄金の湯」
↓ ここからが365段
↓ 石段の両側にみやげ物店や食事処や旅館など
↓ 細い路地の奥にもお店が
↓ 石段に与謝野晶子の詩「伊香保の街」が
↓ 石段街の途中に記念碑など
↓ 石段の中央に伏せられた湯樋。
源泉から引かれた湯を石段街の各温泉旅館へ引湯する時に
用いられる湯口のことを小間口(小満口)と言う。
四カ所見られる。
↓ 石段には十二支のプレートが埋め込まれている。
以前伊香保の町に存在した12軒の「大屋」の屋敷跡を示したプレートだそうだ。
↓ 伊香保神社に行く階段を上る前に振り向くと
↓ 伊香保神社への石段
↓ 伊香保神社
↓ 伊香保神社神楽殿
↓ シーズンには気になる
↓ 伊香保神社から下る坂道で、道路下に融雪剤を埋める工事中だった。
コンクリートを流す前に温水(20℃位)を通すパイプを敷設するそうだ。
住宅の床暖の工事に似ていると思った。
↓ 人なつこいネコに出会うと・・さわらずにいられない。
↓ 伊香保神社から石段を下りて来る時
午前中、高速を走っている時は、雨に降られ、昨日まであんなに良い天気だったのに、ついてないなぁと愚痴をこぼしながらきたが、伊香保についた時は、雨もすっかり上がり、風もなく、歩いていると暑くなるくらいの、良い石段街散策だった。
旅先で沢山の実をつけたニシキギ(錦木)に出会った。
ニシキギの実は果。黒っぽくなった果皮は裂開して上方にまるまって
まるで朱色の仮種皮に包まれた種子に帽子をのせたよう。
ニシキギ科ニシキギ属
別名「ヤハズニシキギ」
2013年12月10日
↓ ニシキギ(錦木)の特徴である翼がはっきり見える
↓ 標高1000mを超える山の上で見事な実
大堀川に生えているヌルデの実は、今年は殆どの木で不作だったようだ。一カ所沢山実がなっている木があった。葉は殆ど落ちていたが、残っている葉に綺麗な紅葉が見られた。
今年のヌルデの花は(2013/9/6)⇒ クリック
ヌルデの果実は、4mmほどの扁球形の核果。紫黄色あるいは白緑色で短毛を密生する。熟すと、酸塩味のある白い粉に被われる。これはリンゴ酸カルシウム。信州ではかつて、これを煮て塩の代用にしたとされる。
参考サイト 樹木図鑑ヌルデ
Wikipedia ヌルデ
ウルシ科 ウルシ属
別名「フシノキ・カチノキ(カツノキ)」
落葉小高木、雌雄異株
2013年12月9日午前7時半
↓ ヌルデの紅葉
枝先には、果実がない。花は咲いたのだが、実を結ばなかったようだ。昨年は豊作だった。
新駒木橋交差点の近くで、小ぶりのセンダン(栴檀)にたわわに実(核果)がついた。たまにヒヨドリが食べに来るが未だ見かけない。サポニンを含むので人や犬が食べると中毒をおこす。殆ど葉は落ちていたが、暫くは枝に果実が残る。
参考サイトWikipediaセンダン
センダン科 センダン属
別名「アフチ・オウチ」
2013年12月8日午前8時15分ころ
↓ センダンの樹皮
↓ センダンの花(2012/5/22撮影柏の葉公園)
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)の円錐形の花序が綺麗な綿毛の塊りに変わった。野鳥が好んで食べに来るらしいが、まだお目にかかったことがない。
セイタカアワダチソウの花は⇒ クリック
「セイタカアワダチソウ」の名前の由来は、セイタカはもちろん草丈が高いことから。アワダチというのは、実になった時に綿毛がふわふわとしたようすを泡に見立てたものだそうだ(由来メモセイタカアワダチソウ )
キク科アキノキリンソウ属
↓ 綿帽子の間をエクスプレス守谷行きが通過。
↓ 二世代セイタカアワダチソウ。
川の法面は、遊歩道側の低い位置だけ草刈り機が入った。
全部刈り取られた後、新しく芽を出して開花したセイタカアワダチソウ。
↓ セイタカアワダチソウの後の水面にマンションが。
↓ ここにも新しく芽吹いたセイタカアワダチソウが開花
あけぼの山農業公園の日本庭園でイソギク(礒菊)が満開。
イソギクの花は筒状花だけだが、この筒状花が満開状態だった。
葉の周囲に白い縁取りが見えるが、
これは葉裏にある長い毛が葉表に回って見えている。
千葉県から静岡県の海岸地帯や伊豆諸島では自生するが、栽培種も多い。
参考サイトWikipediaイソギク
植物雑学事典イソギク
キク科イソギク属
2013年12月4日
あけぼの山農業公園内日本庭園に沢山植えてあるカクレミノに果実がみのった。果実は液果で長さ7~8mmの広楕円形で、先端に花柱が残っている。角質の葉は一部が黄葉。葉の切れ込みも、若い木にはあるが、生長すると切れ込みがなくなるので、果実の回りは切れ込みの少ない葉が多かった。
今年7月には、この公園で、カクレミノのツボミと若い実を撮った。⇒ クリック
ウコギ科 カクレミノ属 常緑高木、雌雄同株
別名「ミツデ・ミツナカシワ・カラミツデ」
2013年12月4日午後12時10分
久しぶりにあけぼの山農業公園にある日本庭園を訪ねた。平日のせいか西側の駐車場に駐車している車は数台、大変静だった。幸いなことに、日本庭園の中にある本格的な茶室と言われている柏泉亭の茶庭が公開中だった。柏泉亭解説⇒ クリック
2013年12月4日
↓ 日本庭園入口のモミジ
↓ 庭園内では松の剪定中
↓ 柏泉亭のモミジが鮮やか
↓ 柏泉亭の門。茶庭公開中。
↓ この入口から茶庭へ
↓ 入口むかって左側
↓ 入口の格子戸を開けると中は
↓ 格子戸から庭へ
↓ 振り返ると
↓ 広間の前庭へ進む
↓ 広間の前庭
↓ 前庭へまわり
↓ 小間。裏庭にはスギゴケ。踏まないようにと注意書き有り。
↓ スギゴケの庭
↓ トクサの間に松の幼木
↓ 小間の方から広間の建物を見る
↓ 柏泉亭を出て、垣根の上から見る。
ここは、普段は柏泉亭の門が閉ざされている時に見ていた。
↓ 日本庭園の池
日本庭園を散策中に出会った人は、赤ちゃんを抱いた若いカップル一組、柏泉亭の監視員らしき若い男性一人、植木職人数名だった。風もなくのどかな初冬の庭園散策だった。
あけぼの山日本庭園の池でカルガモが水浴びをしていた。
カモ科マガモ属
2013年12月4日午後12時5分ころ
↓ パートナーの水浴びをじっと見ていたカルガモの奥さん
↓ 水浴びが終わると、2羽で岩の上にあがり休憩(左♀、右♂)
↓ カワセミ、目の前をスーッと飛んで行ったので、急いで撮ったが、これ1枚のみ。
東漸寺は松戸市にある530年の歴史をもつ浄土宗のお寺である。広い境内には、春には樹齢330年のシダレザクラ(エドヒガンザクラ実生)、秋にはモミジなどたくさんの木々が心を癒してくれる。また、歴史的には旧水戸街道小金宿は東漸寺を中心に形成されていた。現在往時を偲ばせる旅籠玉屋が残されている。
2013年12月1日(日)9時40分~11時ころ
↓ 東漸寺入口
↓ 東漸寺総門を見る
↓ 総門をくぐって振り返る
↓ 山門をみる
↓ 振り返って山門をみる
↓ 中雀門を見る
↓ 中雀門を入ると右手に鐘楼
↓ 本堂を見る
↓ 本堂の前に、樹齢330年のシダレザクラが枝を張りだしている。
↓ 本堂横のオオイチョウ
↓ オオイチョウの樹の前からイチョウの絨毯と、正面に観音堂、左は本堂
↓ 樹齢330年のシダレザクラ(エドヒガンザクラ実生)の樹、右奥に観音堂
↓ 六地蔵さま
↓ 多数の石仏、ここにも左手にオオイチョウ
↓ 珍しい三葉松
↓ 旧小金宿の面影を残す旅籠玉屋
↓ 現在の街並み
歩道に玉屋の建物の柱が出ている
参考資料の説明看板など
東漸寺の紅葉も見事で、ついつい沢山撮ってしまった。
こちらもデジブックで編集しておこう。
大堀川防災調整池を散歩中に枯れたツルマメの上に10羽くらいで群れている野鳥がいた。雀とも違うので、中の1羽にピントを合わせて撮った。野鳥の名前はアオジかな?
2013年12月2日午前7時10分ころ
参考サイト
動画野鳥図鑑 アオジBlack-faced Bunting大至近距離
初めてムベの実を見た。最初、何の実か分からなかったので、オーナーさんに話を聞くと、「ムベ」と教えて下さった。夾竹桃の大きな木に、2本のムベのつるが絡まっているとのことだった。お土産に一枝切って下さった。有難うございました。
ムベは日当りの良い山地に自生する。庭木としてフェンスに這わせ、目隠しに用いられる。秋に暗紫色に熟すが、仲間のアケビのように裂開はしない。葉は互生で、掌状複葉。小葉は奇数枚で、若木は3枚、通常5あるいは7枚あり、七五三で縁起が良いとされる。
参考サイトWikipediaムベ
樹木図鑑ムベ
アケビ科ムベ属、常緑つる性木本植物
別名「トキワアケビ、ウベ」
松戸市内
2013年12月1日午前11時25分ころ
↓ 大きな夾竹桃に絡まっているムベ
↓ 2本のムベの木の根元。
↓ 何本にも分かれて、這い上がるムベの樹皮
↓ 頂いたムベの一枝
↓ 葉は互生で、掌状複葉。小葉は奇数枚。
↓ 夾竹桃に絡まるムベ
ムベの花は1つの株に、単生花を両方持つ雌雄同株だそうだ。
機会があったら是非、花を撮りたい。