この「イギリス旅行記」を書くに当たって時系列に拘るならば、「飛行機体験記」から書くべきなのかもしれません。でもここに拘っていると、なかなかイギリスにたどり着けないので、後から書くことにしたのです。
「飛行機体験記」なんて、なんとまあ大げさな感じですよね。 でも、移動に飛行機はちょっとねと思われている方って意外といらっしゃるものですよ。実は私もそうだったのです。 昔は好きだったのですよ。だけどある日、飛行機は怖いなと感じてしまったのです。北海道旅行から帰ってくる時に揺れてしまったのがいけなかったのでしょうか。耳がずっと痛かったのがいけなかったのでしょうか。もとより極度の高所恐怖症ですし。気分は、そう「のだめカンタービレ」の千秋くんです。
旅行会社に申し込みをした時から、事あるごとに自分に言い聞かせていましたよ。
「大丈夫。大丈夫。」とか
「みんな平気な顔をして乗っている。みんなも平気。だから私も大丈夫。」
「彼も人なり、我も人なり・・」なんて訳が分かりません。
このハードルはなんとしても軽々と乗り越えなくては、始まらないのですものね。千秋にのだめがいたように、私にもしがみつく相手が必要かもしれないと思いましたので、そのことは友人にも言っておきました。
―いざとなったら、その腕貸してね。
でも、案ずるより生むが安でした。
飛行機に乗り込んで待つこと・・・何分だったでしょうか。やっと走り出しました。なんとなく目を瞑りました。やはり緊張したのだと思います。ふと横を見ると友達も目を閉じています。これは、緊張だけではないのだと気がつきました。いよいよだわと思うのと同時にここまで来るのに疲れ果てていたのです。
主婦の旅行と言うのは、自分の支度だけして「はい、行って来ます。」と言うわけには行きません。
私も、もし万が一と言うことがないように、食洗器とついでにポットの洗浄をしてきました。洗濯機も糸くずを取ってチェックして、後は多少張り紙や置手紙にてメモをして、何かとぎりぎりまで気を使います。もちろんドカンとカレーも作っておきましたよ。前日も夜まで仕事をしていました。いつもなら夜の家事は一切放棄の自由時間ですが、そうも行きません。
友人も仕事の後、その日彼女の夫がメインでやる仕事仲間のお勉強会(お食事会)の為に、お料理を作ったりで、いつもより前日は遅く寝たのです。
私たちはいつもどおりの忙しい半日を過ごして、成田まで来たのです。成田に来たからといって、飛行機に乗り込むまでが長いのですよ。
飛行機が動き出して、なにやらホッとしました。すると、急に眠くなってきました。ウトウトしてそして目を覚ましました。
その時飛行機はすでに空の上・・・・・だったら良かったのに、なんとまだ成田の飛行場の中を走っていました。30分ですよ~。
知っている方には普通のことでも、知識ないものにはこんなことにも驚きです。
もう、もう、うんざりです。はやく~。
と思っていたら、突然グワーンと加速して飛び立ったのでした。
その時、私は本当に嬉しかったですよ。何もしないで待っているというのは忍耐ですから、その忍耐と言う苦痛から開放される喜び、先に進める喜び、その嬉しさの方が、「飛行機が怖い」と言う恐怖の心に打ち勝ってしまいました。
お陰で、友達の腕は借りずにすみました。
【でも、このお話は飛行機体験記の1です。私は飛行機の中で見たある光景は、驚くものでした。そのお話はこの旅行記の終わりの方で書く予定です。】
ちなみに耳が痛くなって困る方は、この「イヤープレーン」が役に立ちますよ。お陰で、耳は痛いという苦痛はありませんでした。
行く直前になって友人がアドバイスしてくれて、急いで買って持っていったエアー枕。これも忍耐の長時間飛行の手助けになりました。
「飛行機体験記」なんて、なんとまあ大げさな感じですよね。 でも、移動に飛行機はちょっとねと思われている方って意外といらっしゃるものですよ。実は私もそうだったのです。 昔は好きだったのですよ。だけどある日、飛行機は怖いなと感じてしまったのです。北海道旅行から帰ってくる時に揺れてしまったのがいけなかったのでしょうか。耳がずっと痛かったのがいけなかったのでしょうか。もとより極度の高所恐怖症ですし。気分は、そう「のだめカンタービレ」の千秋くんです。
旅行会社に申し込みをした時から、事あるごとに自分に言い聞かせていましたよ。
「大丈夫。大丈夫。」とか
「みんな平気な顔をして乗っている。みんなも平気。だから私も大丈夫。」
「彼も人なり、我も人なり・・」なんて訳が分かりません。
このハードルはなんとしても軽々と乗り越えなくては、始まらないのですものね。千秋にのだめがいたように、私にもしがみつく相手が必要かもしれないと思いましたので、そのことは友人にも言っておきました。
―いざとなったら、その腕貸してね。
でも、案ずるより生むが安でした。
飛行機に乗り込んで待つこと・・・何分だったでしょうか。やっと走り出しました。なんとなく目を瞑りました。やはり緊張したのだと思います。ふと横を見ると友達も目を閉じています。これは、緊張だけではないのだと気がつきました。いよいよだわと思うのと同時にここまで来るのに疲れ果てていたのです。
主婦の旅行と言うのは、自分の支度だけして「はい、行って来ます。」と言うわけには行きません。
私も、もし万が一と言うことがないように、食洗器とついでにポットの洗浄をしてきました。洗濯機も糸くずを取ってチェックして、後は多少張り紙や置手紙にてメモをして、何かとぎりぎりまで気を使います。もちろんドカンとカレーも作っておきましたよ。前日も夜まで仕事をしていました。いつもなら夜の家事は一切放棄の自由時間ですが、そうも行きません。
友人も仕事の後、その日彼女の夫がメインでやる仕事仲間のお勉強会(お食事会)の為に、お料理を作ったりで、いつもより前日は遅く寝たのです。
私たちはいつもどおりの忙しい半日を過ごして、成田まで来たのです。成田に来たからといって、飛行機に乗り込むまでが長いのですよ。
飛行機が動き出して、なにやらホッとしました。すると、急に眠くなってきました。ウトウトしてそして目を覚ましました。
その時飛行機はすでに空の上・・・・・だったら良かったのに、なんとまだ成田の飛行場の中を走っていました。30分ですよ~。
知っている方には普通のことでも、知識ないものにはこんなことにも驚きです。
もう、もう、うんざりです。はやく~。
と思っていたら、突然グワーンと加速して飛び立ったのでした。
その時、私は本当に嬉しかったですよ。何もしないで待っているというのは忍耐ですから、その忍耐と言う苦痛から開放される喜び、先に進める喜び、その嬉しさの方が、「飛行機が怖い」と言う恐怖の心に打ち勝ってしまいました。
お陰で、友達の腕は借りずにすみました。
【でも、このお話は飛行機体験記の1です。私は飛行機の中で見たある光景は、驚くものでした。そのお話はこの旅行記の終わりの方で書く予定です。】
ちなみに耳が痛くなって困る方は、この「イヤープレーン」が役に立ちますよ。お陰で、耳は痛いという苦痛はありませんでした。
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