画像は「Adventures 1」で書いたストラトフォード・アポン・エイボンのホテルシャルコートフェザントです。
まだ朝も早いので、霧が少し出ているでしょう。
このホテルを8時半に、ストラトフォード・アポン・エイボン観光に出発しました。
ここはシェークスピアの街です。
シェークスピア生家の入り口です。その生家。↓
でもここには着いたのが早すぎて、入れなかったのですよ。ツアーと言うのは、結構ありえないことが多いのです。でも、そんなにはガッカリはしませんよ。外から見ているだけで、もう充分です。
外でウロウロしている私たちを見て、若干時間前でしたがお土産屋さんが開きました。そうですよね。どう見てもシーズン中とはいえない今、私たちを見逃すなんて利口じゃないですよ。(でも、この国の人はそういう考えじゃないような気がしますよ。)
で、そこで買ったお土産。
私は結構文房具好きなので、こういうものを見ると、つい買ってしまいます。羽ペンもどきのボールペンと黒い紙に銀色っぽく字が書けるメモ帳と鉛筆です。これを、二人の子供達にそれぞれあげたのですが、喜んだかどうかは分かりません。
ところでこの日私は髪を一つに束ねて、バンダナをリボン代わりにしていたのですが、このシェークスピアの生家前で、そのバンダナがないことに気がつきました。駐車場から少し歩いてきたので、その途中で落としたのだと思いました。帰り道で探しながら帰ればいいかと思いました。でも、無くしたままかも知れません。私は少し気落ちしました。その時私は勘違いしていたのですよ。そのバンダナは、前に吉田拓郎のコンサートに行った時に買ったものだと思い込んでいたのです。
帰ってきた時に知った、彼のコンサートの中止。でも、その頃私はイギリスの青い空の下で、何も知らずに
「まあ、良いか。バンダナは、またコンサートに行った時に買えば良いや。」と自分を慰めていたのです。
さてシェークスピア生家の次は、その妻アン・ハサウェイの生家に行きました。そこは自由観光です。入場するのも近くの素敵なお店で(一軒しかないけれど)お茶を飲むのも、この周りの田舎の雰囲気の道を散策するのも自由です。
私は迷わずに入場して、いにしえの家を見学する選択をしました。でも友人たちは、本当はお茶など優雅に頂きたかったのかも知れません。前日のスワン・ホテルのこともありますし。(スワン・ホテルの事はバイブリーの記事で・・・)
でも、ココいい感じでしょう。中を管理している御夫人もとっても素敵な人でしたよ。広いお庭の木やフルーツの説明を一生懸命にしてくれました。アン・ハサウェイのうちは豊かだったらしいのですが、中の部屋は狭いですよ。出口近くにあった子孫の人の写真が、印象的でした。
ココはきっと、花の季節にはこの数倍も美しい所だと思いますよ。でもその頃は、狭いところなので入場制限がされてしまって、待つこと一時間らしいのです。こんな時間で動くツアーでは入れません。何が幸いするのか分かりませんね。
ところであのバンダナは、ココからバスに戻った時、なんと添乗員さんの座席の所に置いてありました。誰かが拾ってくれたのですね。でも、そしたら、早く言ってよね、添乗員さんってば。
でも、それは拓郎のコンサートで買ったものではありませんでした。私の勘違いでした。
この日、読んだわけではありませんが、占いの本にはこんなことが書いてあったに違いありません。
―失せ物注意。でも、それは必ず元の所に戻る・・・―
なぜならこの日私は・・・
まあ、それは次のお話です。
私のシェークスピアの予習記事はこちらです。