私が参加したのは、団体のパックツアーです。なぜ、そのツアーに参加したのかは、また追々話す機会があると思いますが、そのようなツアーでは、ゆっくりと端から端までは見ることは出来ないのはわかっていました。
このツアーは夏までは、個人のおうちのオープンガーデンを見せる企画になっていましたが、9月からはその代わりに「キューガーデン」と言う植物園に行きます。
今、まあ、残念ね、と思いませんでしたか。
本場のオープンガーデンを、興味のある方なら見たいと思うでしょう。私も見たかったです。なんだ、植物園か、と思っていましたよ。一ヶ月は先の気候のイギリスなら、もう季節は晩秋です。花もないので、仕方がないことなんだとも思いました。
ここで、もし個人でここに来ていたら、もっとゆっくり回れたかもしれませんが、近くに大きな公園があるところに住んでいるので、そことなんら変わらないと勘違いして帰ってしまったように思いました。
でも、そこにガイド登場です。
この「キューガーデン」は、植物園でありながら世界遺産なのです。なぜか。それにはそれなりの理由があるのです。このキューガーデンは植物園と言っても、実は植物研究所。世界中のありとあらゆる植物がここに集結しているのです。それは、絶滅寸前のものも、見たこともないようなありとあらゆるもので、見るべき人が見たら、涙を流しながらその地に立つと言うのです。
この季節、やはり花が咲き乱れているというわけではありません。紅葉の植物園を歩くと言う感じですが、ガイドの方の話を聞いてからこの地に立ってみると、見方が違ってしまいます。
例えばススキ。
こんなものではありませんよ。ススキに興味を持ったらそれだけで何時間も費やしてしまいそうです。
これは熱川のバナナワニ園にもありますが、一応。
王立植物園キューガーデンにては、なぜそこが世界遺産になったのか、その意味を知るところに見るべきところがあると思いました。
御参考に→☆