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≪ミーハーモードです≫
見ましたよ~
だんなを寝かしつけて。
9/12(土) 24:45~25:40 テレビ朝日
「ムサシ 激動の123日間の舞台裏」~蜷川幸雄と若き俳優たち~
そう、こんな夜中におじさんは起きてちゃダメよ。こんな時間は若者と妖怪の時間なんだから。・・・って私は妖怪?
まあ、我が家の「ヌシ」みたいなものだから良いってことで。
遅筆堂とまで時には言われる井上先生の舞台を遣る覚悟を、蜷川さんのインタビューで感じました。
あんな決意があったのか、凄いなって再認識しました。
初日なんか開いて当たり前。観客はそう思っているでしょう。でもその裏では、最後の本が来たのが2日前。
「俺、竜也と朝練しちゃったから~。」と小栗君が言っていましたね。
初日の緊張感は凄まじかったと言っていました。
初日に行かれた方は、その舞台裏の話には、ことさら興味深かったのではないですか。
私と言えば、ぜんぜんチケットが当たらなくて、観に行ける見当も付かなかったのに、それでも申し込みにはワガママにも初日から数日は常にわざと外していたのは、私の舞台を観に行くのは一回だけと決めているからだったのです。もしも時間とお金がそちらの方にワガママに使えるのでしたら、初日からの進化系を楽しむ贅沢を味わえたかも知れませんね。
遣られている方もいらっしゃるでしょう?
その贅沢、ちょっと羨ましいです。
蜷川さんも言っていましたね。
―なんとなくあった隙間が、徐々に埋まっていった(言葉は不正確です)
勉強してきた。
彼らは上手くなった。―
ちょっと興味深かったのは、小栗君、藤原君、杏ちゃんのインタビューと言うか三人の語らいの中で、お互いにキツイダメだしをしあった、そういうことを言える相手だったと言う言葉。
切磋琢磨出来る相手がいるということは素晴らしい事ですね。
「さいたま」では遣りすぎた所もあったとか、客席までセリフが伝わらなかった所もあったとか・・・
ムムム~。その言葉って、なにげに他の皆さんのブログの感想に遠慮がちに書かれていたマイナス面ではないですか。彼らは知っていたんですよ。そして満足していなかった。そしてそこの問題点点を埋めていったのですね。
いや~、プロだわ。
三人の語らい部分は、先日のWOWOWでの「ムサシ」放映時のものとかぶっている所もあったのですが、今回はそこでは語られなかった先のエピソードもありました。
禅寺の禅修業の時、小栗君が打たれている姿に横にいる竜也君がニマ~と笑ってしまったら、竜也君も打たれてしまったと言う話は、既に知っていました。でもその後、誰かがくしゃみをして、また笑ってしまったら、
「こらっ、ここを何処だと思っているんだ!」と叱られた話。
なんか若いって良いなぁと思ってしまいました。ヤンチャ坊主たちっていう感じですね。その先も会話は続いているのですが、発売されるDVDにそちらの映像もついているらしいです。
ムサシは来年5月にロンドン、7月にはニューヨークの大劇場から招かれて上演されるそうですね。そこまでは追いかけて行くことも出来ませんが、そこでのお話も楽しみです!