なんだか更新しないで間が空いてしまったなと思ったけれど、その間はわずか3日だったのですね。
なんだかもっと空いてしまったようにも感じ、なんだかずっと休んでしまおうかと言うような気にもなっていました。でも急にやる気になった時に、「なんだか溜まってる」感もするのも嫌なので、コツコツと書いておこうと思います。
お話の流れには沿わずに思いついた順に書きます。
ユースケ・サンタマリアと言う人は、食えぬ朝倉にぴったりの人だと思っています。前からこの俳優さんの事は好きだったけれど、好き度が上がっています。こう言っては本当に失礼の極みかも知れませんが、この方、あまり大物感がしないじゃないですか。演技のセリフの声も普通な感じがしてしまうし・・・。(反論はあって然りだと思います。あくまで私自身の感想です。)でも惹きつけられる・・・。
朝倉はああ見えてちゃんといろいろと考えているし、又光秀の言動にも影響を受けているようです。だけど普通の生活をきっと大事にする人で、今回も子供が鼠のチュウタロウが居なくなったと泣くと、パパ馬鹿ぶりを晒して床下まで自ら探す有様です。
大事な話をしている途中で、その話(義昭を担いで信長と上洛)を投げ出してそうなのですから、光秀はあきれ顔です。
見ていた夫も「ダメだな。」と言います。
あれはダメと言う事を見せつけるシーンだったのでしょうか。
歴史を鑑みると、動かぬ朝倉を光秀らは見限るわけですから、そうなのかも知れません。だけど私には、世の中は「タイミング」と言うものがあって、それを逃したり合わなかったりする人がいて、大きく自分の人生も歴史も変えて行ってしまったのかも知れないと思えたのでした。
今年の大河は、いつもの方向とは違う角度で見せてくれるので面白いです。
こんなに魅力的な義昭を見せてくれた大河はなかったように思います。確かにぬるさやヘラヘラしている雰囲気が可愛いような愛されキャラの義昭はいたように思います。玉置浩二や三谷幸喜の義昭などは未だに印象深く覚えています。
今回の彼はゆっくりと自分のペースで、自分の「今」を受け入れているように思うのです。受け入れると、それに対しての現状をよく見て分析し、作戦を練る。このままではダメだと思い、光秀に直接会いに来たのですね。
それより先に信長に会っていた光秀は、なにげに彼が義昭を担ぎ出したら、その案に乗ると言う約束を取り付けているようなものなので、徐々に機は熟しつつあるわけです。
と思っていたら、先にいとこの義栄が先に征夷大将軍に任じられてしまいます。
さてこの先、どのような流れで義昭は最後の将軍になっていく事が出来るのでしょうかと言うところで、次週ですね。
そしていつか思い出すのでしょうか。
光秀は信長と「大きい国」を話題にして、はしゃぎ笑いあった事を。
しかし信長から仕官の誘いを受けても、断ってしまう余裕の光秀。
選ぶと言う選択肢は光秀側に有ると言う事かと思うと、そこの部分だけは、私的には何かモヤッとした部分でもあったのです。
モヤッとしたと言ったら、駒と少年の丸薬又売り事件です。これはまさに今の時代のテンバイヤ―事件ではないですか。それなのに東庵は、テンバイヤ―擁護発言をするのです。いやこれは、丸薬又売り事件で、生活の為にその丸薬を打った少年を放っておけと言っているのだし、結局は、作った駒には関係ない事だと言っているのだと分かっています。
要するに、一番最初の売り手に責任なしと言う事ですね。
でも、昔の会場近くのダフ屋はみんなが無視すれば解決する話だし、ダブって買ってしまって困っている人がチケットを彼らに渡し、それをお金は余分に払ってもそれをどうしても手に入れたい人がそれを買うと言う流れになっていたと思うので、そんな時代に、東庵の話を聞いても「ああ、そうか」とスルー出来きたかもしれません。でも今の時代は普通に欲しい人が皆、それらのテンバイヤ―たちのせいで入手困難になったり、高額になってしまって困ったりしている事実があるので、何でここに又売り事件のエピを入れたのかと思ってしまったのでした。
まさか今井宗久と会すため?
まあ、そこはモヤッとしたヨンということで。
後は、「牧、故郷に帰る」は良かったですね。
あの時、燃える館に残って自害しなくて良かったねと思いました。
こんな下克上の時代に、もう居なくなってしまった人たちなんかどうでもいいやとも思わず、約束を守り館を再建して守っていてくれたのですよ。この忠義の人たちを大切にしなければならない・・・・と思うシーンなどはなかったのですが、私が勝手に思っておきました(^_^;)
ただ歴史ものは辛いです。この先の先の牧の未来を思うと、この人には良い事がたくさんあって欲しいなと、ドラマを超えて思ってしまったのでした。
さて次週。
予告編からして面白そうでしたね。
やはり私は今は本多君押しです♪
不敵な笑いが良いですね。