森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

おんな城主直虎第21回「ぬしの名は」

2017-05-28 22:54:07 | ドラマ (大河)

やっぱり、「ぬしの名は。」の方が良かったなあ、今風で。

というような事はどうでも良い事ですが、正直な事を言うと今回は前半は物語的に、私的にはきつかったデス。きついと言うよりも、単にあまり面白くなかったと言うか。

でもまあ、柳楽優弥の「あら、まっ!!」で我慢が出来たかも ^^;

 

だけどこの二人は意識は入れ替わりはしないモノの、けっきょくはお互いの命を助け合うものだったのですよね。

棲み家を知られたからには殺してしまうべきだと言う手下がいても、実は命を助ける道を彼は探っていたように思いました。

 

ところで昔はサトイモ2個の食事なんて粗食ねと言うよりも、手を縛ったままで食事を出すなんて嫌味以外の何物でもないなと思った次第です。

 

出番は少なかったものの政次の知恵ある者ぶりは良かったですね。

身代金めあてではなく、助けに来た者たちが乗って来た馬狙いだった事の可能性も気付いて、南渓和尚に頼んでおいたわけです。

結局あの泥棒集団は何も得ることは出来なかったわけです。

あっ、何もではありませんでしたね。

直虎の金子は盗んだわけですから。

 

今回は、この盗賊団の頭を手のうちに取り込むまでの物語だったと思います。

HPのあらすじ、途中からですが引用させていただきます。

「「領主は泥棒」という盗賊団のかしらの言葉が頭から離れない。そんななか、方久が材木の商いを直虎に提案。直虎は盗賊団のかしらを呼び出し「奪い合わずとも生きられる世を作り出せばよい」と話す。そして、かつて材木を盗んだ鮮やかな手口を生かして木の切り出しを請け負わないかと持ちかける。かしらは酔狂な申し出に驚くが、「つまりは己のため」と言いきった直虎の清々しさに打たれ、手を組むことを決める。」


そして彼の名は龍雲丸。

カッコいいですね。そしてその彼にも何か秘密があるような気がします。

 

奪い合うのが世の仕組み。

だけれど与え合うのが世の理想かもしれませんね。

 

ところで日曜日は柳楽優弥ディー。

「フランケンシュタインの恋」、大好きです。

でも心の広い先輩の、真実の気持ちにも謎があるような気がしますね。ドキドキ。

 

 

 

 


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ポーの一族「春の夢」最終話

2017-05-28 01:34:28 | 漫画・マンガ・まんが

※ けい様、メッセージをありがとうございます。嬉しかったです。母にもけい様も言葉を伝えますね。

 

  月刊flowers(フラワーズ) 2017年 07 月号 [雑誌]
小学館
小学館

 

 吃驚しました。

ページを開いたら最終話になっていました。

でもこれは「春の夢」の最終話であって、ふたたび新たなる物語が始まる序章に過ぎなかったのだと感じました。

☆「ポーの一族」は来春から新シリーズが再開されるのだそうです。

☆そして「ポーの一族『春の夢』」の単行本が7月10日ごろ発売されます。

 

 

ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックス〔スペシャル〕)
萩尾 望都
小学館

どんな表紙になるのかしら。 予約できますよ。 ↑

その密林サイトの「編集担当のお勧め情報」と言うのが、結構お勧めです。

「2016年月刊フラワーズ7月号に第1話が掲載されてから、伝説の復活に大反響を呼んだこの作品は、エピソードとエピソードの間の小さなお話ではなく、物語の根幹に関わるドラマティックで今現在の萩尾望都さんの想いがつまった作品です。かつてファンだった方も初見の方もともに夢中になる渾身の物語です。お読みください! 」

 

そして

☆ なんと、「ポーの一族」が宝塚の舞台になるんです。

ちょっとそれはどうなんだと思ってしまう部分も、無いわけではないのです。

でも宝塚は複雑でややこしい物語さえ、上手く分かりやすくまとめるのに秀でているし、また違った角度から「ポーの一族」を見せてくれるかもしれませんね。

東京宝塚での公演は、2018年2月16日より。チケット発売は1月14日からです。

 

 

チケットが買えたら、行きますよ、これは♪

 

以下は少々の感想。ネタバレしています。

 

運転手のアシュトンに襲われてしまったビアンカ。エドガーは地下に閉じ込められて、どうなってしまうのと思った所で終わった前回。

まだまだこの物語は続くのだと思っていました。

ところがまさかまさかの急展開でした。

春と言う季節のようにまばゆかったビアンカに、こんな未来が待っていたとは思いもよらなかったと思います。

 

彼女はエドガーの長い時間の一通過点だと思ってもいました。

 

知的で美しく、大人の雰囲気のあるエドガーに、きっと淡い恋心も抱いていたでしょう。そして親たちと離れて暮らす寂しさを埋めてくれる友人としても信頼してたでしょう。

確かに戦時下と言う状況は彼女たち姉弟にとってはつらい時代だったと思います。でも普通の少女だったのです。

 

だからエドガーはビアンカに魅かれたのかもしれません。

 

人間の感情に近いモノを持っているアラン。言うなれば癇癪もちと言うことかもしれませんが、そんなアランが側にいることで、自分の存在を確かめる事が出来ると言うエドガー。

 

ビアンカの命が尽きようとしていた時、エドガーはフォルカを呼ぶ事を躊躇いもしませんでした。アランが恐れる程の愛を感じましたね。

 

時は過ぎて、成長したノアの姿を遠くから見守るビアンカ。

いつか辛い時代を乗り越えて、ふたたび家族と笑い合って暮らすのだと言う少女のささやかな夢は叶わなかったのでした。

 

そしてこの最終話では、なぜエドガーは「ポーの村」を探さなければならなくなったのかと言う謎に一歩近づいたように思いました。

永遠に咲き続ける薔薇の花をすべて枯らして逃げてしまったクロエ。

悪の化身となってしまったクロエのその後も気になります。

また次回の新シリーズではベニスと言う場所も登場してくるのでしょうか。またはパリとかも。

 

いずれにしても来春の新シリーズは楽しみですね。

 

コメント (2)
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