やっぱり、「ぬしの名は。」の方が良かったなあ、今風で。
というような事はどうでも良い事ですが、正直な事を言うと今回は前半は物語的に、私的にはきつかったデス。きついと言うよりも、単にあまり面白くなかったと言うか。
でもまあ、柳楽優弥の「あら、まっ!!」で我慢が出来たかも ^^;
だけどこの二人は意識は入れ替わりはしないモノの、けっきょくはお互いの命を助け合うものだったのですよね。
棲み家を知られたからには殺してしまうべきだと言う手下がいても、実は命を助ける道を彼は探っていたように思いました。
ところで昔はサトイモ2個の食事なんて粗食ねと言うよりも、手を縛ったままで食事を出すなんて嫌味以外の何物でもないなと思った次第です。
出番は少なかったものの政次の知恵ある者ぶりは良かったですね。
身代金めあてではなく、助けに来た者たちが乗って来た馬狙いだった事の可能性も気付いて、南渓和尚に頼んでおいたわけです。
結局あの泥棒集団は何も得ることは出来なかったわけです。
あっ、何もではありませんでしたね。
直虎の金子は盗んだわけですから。
今回は、この盗賊団の頭を手のうちに取り込むまでの物語だったと思います。
HPのあらすじ、途中からですが引用させていただきます。
「「領主は泥棒」という盗賊団のかしらの言葉が頭から離れない。そんななか、方久が材木の商いを直虎に提案。直虎は盗賊団のかしらを呼び出し「奪い合わずとも生きられる世を作り出せばよい」と話す。そして、かつて材木を盗んだ鮮やかな手口を生かして木の切り出しを請け負わないかと持ちかける。かしらは酔狂な申し出に驚くが、「つまりは己のため」と言いきった直虎の清々しさに打たれ、手を組むことを決める。」
そして彼の名は龍雲丸。
カッコいいですね。そしてその彼にも何か秘密があるような気がします。
奪い合うのが世の仕組み。
だけれど与え合うのが世の理想かもしれませんね。
ところで日曜日は柳楽優弥ディー。
「フランケンシュタインの恋」、大好きです。
でも心の広い先輩の、真実の気持ちにも謎があるような気がしますね。ドキドキ。