庭の松の木に取り付けた巣箱に、初めてシジュウカラが入ったのを見た4月5日から、
巣材を運び、産卵・抱卵、孵化した雛のか細い鳴き声が日増しに大きくなる毎日毎日を、
楽しく見・聞きしてきました。
霧雨の降る5月末、水遣り作業が無いので、疲れ休みにソフャーで横になってテレビ
の録画番組を見る。 雨の止んだ昼以後、花写真を撮るため庭に出ると、朝は賑やか
だった雛鳥の鳴き声も、縄張りを主張し、餌を運ぶ親鳥の声も姿も無く、静か・・・・ 。
ナンテコッタ!居間で休んでいる間に、親鳥は巣立った雛を連れてどこか安全な場所に
移動した?(カラスの親子がすぐ脇の電柱に、その日も居ました)
翌日もシジュウカラ親子が庭に姿を見せず、巣立ちに立ち会えなかった事から、心配
になって巣箱を取り外して中を点検(上左端)。異常はなく無事に巣立ったと思われる。
2日後の早朝、鉢植えに水やりしていたその時、賑やかにシジュウカラ親子がやって
来ました。 私の周りを、木から木へ枝から枝へと飛び交い、カメラを用意する間もなく、
我が家で巣立った雛鳥たちであることを実感したのです。
その後は、ほぼ毎日一度は庭を訪れるようになっています。
写真は道路を隔てた隣家の松の木で、親鳥が虫を捕って雛に与える様子を、車道から
ズームレンズで撮った(上が親鳥、下が雛鳥)ものです。
残念ながら、肝心な親が雛に餌を与える瞬間が撮れていませんが・・・・。