春を告げる花「スノードロップ」は、ヒガンバナ科の球根植物で、
ヨーロッパからコーカサス地方が原産です。
花姿や花色から、雪のしずくや耳飾りにたとえた名です。
1茎1花の6弁花ですが、外側の大きい3枚(外花被)が白色、
内側の小さい3枚(内花被)は、緑色の斑紋があります。
夏は休眠し、12月中旬には芽生えて、白い蕾も見せていました。
1月上旬、花茎を10cm程に伸ばして、白い蕾を吊り下げました。
1月中旬、日の当たる日中に花弁を開き、夜間は閉じます。
1月下旬、咲き揃ってきました。
1月末、外花被片を水平に広げるようになると、花は終盤です。
草丈は15~20㎝位になりました。
花弁が傷んで萎むようになると、
子房が膨らんで、種子を作ります。
遅れて咲いた1輪です。
夏の休眠期に完全に鉢を乾かすと、枯死するようなので、
地上部の無い夏も棚下で、適湿を保つようにします。