昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。
キイチゴ(木苺)の「ラズベリー」は、ヨーロッパと北米に分布し、
イギリスで栽培化されたバラ科の小低木で、春と秋の二季成り種です。
ジャムや洋菓子に利用されます。
繁殖力が強く、地下茎で殖えて、数年で移動していきます。
棘があるのと、放任すると庭中に広がるので、
前年で、自宅庭のラズベリーはすべて処分しました。
しかし、かつて一部を移植した空き地の果樹下で、繁茂しました。
赤く熟した果実、6月下旬の春果です。
5月に咲いた白花、花弁が小さく目立ちません。
6月中旬、花後の果実は、
緑果から黄色・赤色へと変わって熟します。
6月下旬の木イチゴの森です。
2本の柿の木の下で、全くの放任なのに、たくさんの実成りです。
今年も収穫し、ジャムを作りました。(最後の予定です)
10月から11月に、秋果も稔りました。
春に発生したサッカーが、その先端に着果したものです。
翌年には春果を着けて、2年で枯死するというサイクルなのです。
次は、自宅庭の北側で、処分したはずの「ブラックベリー」です。
アメリカ合衆国原産の棘の無い品種ですが、
ジャムに加工しても種が邪魔になり、酸味が強く生食に向きません。
根が残っていて1本だけ成長し実を着けました。
6月に咲いた花は、綺麗なピンクですが、
私の年齢・体力を考えて、植物の整理中なので、
今年は、この花も実も、庭で見ることは無いでしょう。