「キョウガノコ」(京鹿子)は、バラ科シモツケソウ属の多年草で、
花が、京都で染めた鹿の子絞りに似ることから名付けられました。
ハナミズキや西洋シャクナゲの背後、縞ススキの脇に植えてあり、
5月末から咲き始めました。(画像は6月上旬)
花木が成長し、ススキも大株になって、日陰になってしまい、
朝の短時間だけ、木漏れ日が当たる環境となりましたが、
今年も開花していました。
ピンクの小さな花を密生させた花姿と、葉の色形から、
古くから栽培され、茶花として利用されてきました。
小さな花のアップを撮り忘れてしまい、
6月中旬では既に遅し、こんな姿でした。
「ヤナギバドウダンツツジ」は、紅花ドウダンの柳葉品種で、
柳のような細い繊細な葉が特徴です。
鉢植えをラカンマキの樹下に移植して、樹高80cm程に成長し、
5月上旬から咲き始め、6月初めまで咲きました。
赤いチューリップの花を逆さにしたような、小さな花です。
朝陽しか当たらないような場所ですが、
繊細な葉に邪魔されず、たくさんの花を吊り下げました。