「イチジク」はクワ科の落葉高木で、アラビア南部原産です。
漢字では無花果と書きますが、
花を咲かせずに実を着けるように見えることに由来します。
雌雄異株で、イチジクコバチが受粉するのですが、
日本にあるのは雌木だけで、単為結果します。
食用となる部分は果肉ではなく、小果と花托だそうです。
少し離れた住宅跡地に、柿などと一緒にた苗木を植えました。
「ドーフィン」という、国内で主要な品種で、夏秋兼用種です。
夏果は7月に、秋果は8月後半から10月に収穫です。
4月末、枝先に新葉を展開し、同時に小さな果実が育ちます。
6月中旬、果実が生育肥大していきます。
新たに伸びた新枝の葉腋にできた小さな蕾が、秋果になります。
6月下旬の果実、大きいのが夏果、小さいのが秋果です。
7月上~中旬、果皮が赤褐色になって熟してきました。
高い枝先は野鳥用、手の届く範囲で網袋を被せ、
収獲数は少ないですが、大きい(今年は特に)です。
7月下旬にかけて、隣家にも分け、
私は食べないので、妻が楽しみにしています。
現在は、秋果がたくさん大きくなってきました。
小鉢植えにしている小型のギボウシで、今年咲いた2種です。
ギボウシの花は1日花ですが、
花茎をたくさん上げて、7月中~下旬に咲いていました。
「乙女ギボウシ」は、韓国の済州島が原産とされる小型種です。
葉長2~4cmで、
20㎝前後の花茎を6本伸ばして咲いていました。
葉が少し大きめの、もう1鉢は品種名思い出せませんが、
11本の花茎を上げました。