野生のフウランは白花ですが、
鉢植えのフウラン「翡翠」(ヒスイ)は、
花弁が淡緑色になる園芸品種です。
7月上旬、2本の花茎の内、1本が蕾を膨らませ、
7月中旬、4輪が開花しました。
唇弁は白で、花弁と距が緑色です。
その3日後、5輪目も開きました。 右側の花茎はまだ蕾です。
更に2日後、右の遅れていた花茎で1輪が開花です。
7月下旬です。 右の花茎で3輪が開花しました。
長い距を吊り下げて、計8輪が咲き揃いました。
風蘭は良い香りがするので、玄関にも飾りました。
7月になると、ピンクに変わった装飾花に傷みが出ますが、
赤い果実を着けました。
6月中旬、装飾花が白からピンクに変わる過程で、
中心部の小さな両性花が散った後、一部に緑の果実が着きました。
6月下旬の花姿です。
7月上旬には、果実が赤く色付いてきました。
7月中旬には、黒く熟して輝く果実が見えてきました。
7月下旬、早くに梅雨明けした後、
雨が降らなくなって異常高温が続きました。
装飾花は焼け落ち、
その後、この赤い果実も萎んで黒化し消えてしまいました。
本日、雨上がりの朝、
花ガラと萎びた果実を取り除いた後の樹姿です。
本来は果実が秋に熟し、葉が紅葉するはずですが・・・。
果たして、秋の紅葉は?