鉢植えのヤマアジサイ「伊那紅てまり」(イナベニテマリ)は、
長野県伊那谷の産で、装飾花の数が多く手まり咲きになります。
装飾花のガク片が白色から紅に変わるのですが、
濃い赤色にはなりません。
5月末の開き始め、
6月上旬、装飾花は開くと白色となり、
丸いガク片に、鋸歯が出るのが特徴です。
6月中旬、装飾花の少ない花の中心花は、青く咲いています。
装飾花が白から赤に変わって来ますが、強光と高温に弱いようで、
あまり赤くならない内に茶変してしまう場合が多い。
6月下旬の花、
7月上旬、両性花の結実もありますが、装飾花は反転しました。
7月中旬の花の終わりです。
6号鉢植えで、樹高は40cmほどになりました。
以上で、今年咲いたヤマアジサイを終わります。
立秋の今日、長岡の最高気温は38,2℃、
雨が降らず異常高温が続き、朝晩6リットルのジョウロでの
1鉢ずつの水やりも、葉焼けするヤマアジサイが出ました。