Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

空き地に植えた「ハンゲショウ」

2021-08-29 | 山野草

ハンゲショウ」(半夏生、半化粧)は、本州以南に分布する
ドクダミ科の多年草です。
 
暦のうえで夏至から11日目(7月2日頃)が半夏生に当たり、
この頃開花し、花のすぐ下の葉の表面が白く変化し、
花弁の役割を果たします。
 
散歩中に、道路脇軒下に植えられた半夏生を1株いただいて、
近くの住宅跡地で柿の樹下に植えました。
地下茎で殖えて群生しています。
 

 
 
 
 
6月中旬、数10cmの草丈に伸び、
茎頂に穂状花序(紐状の花)を着け始めました。 
 

 
6月下旬、夏至を過ぎた頃、
紐状の花を10㎝前後に伸ばしてきます。
同時に、すぐ下に位置する葉の表面が白く変化してきます。 
 

 

 
6月末、白化した葉が目立ってきました。 
 

 

 
7月初め、開花してきましたが、小さな花に花弁はありません。
6~7本の雄しべと雌しべ1本だけです。
白い葉が花弁の役割を果たします。 
 

 

 
7月10日、一番華やかな頃で、目立ち
 

 

 
7月中旬です。 
 

 

 
8月中旬には、花が終わって結実し、
役割を終えた白い葉は、また徐々に緑に戻っていきますが、 
 

 

 
8月下旬、白から、黄緑色に変わりましたが、
元通りの濃い緑にはならないようです。 
 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする