Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

鉢植えのホトトギス(6)「キイジョウロウホトトギス」

2022-11-19 | 山野草

キイジョウロウホトトギス」(紀伊上臈ホトトギス)は、
紀伊半島南部の固有種で、山中の湿った崖に自生します。
 
上臈とは大奥の職名で、優雅な貴婦人の意味で、
花形花色の優雅さから名付けられました。
 
筒状の黄花を下向きに咲かせます。
暑さと乾燥に弱いので、生きたミズゴケ植えで、毎年開花しています。
(水苔は生まれ故郷魚沼の、畑近くの山すそから採ってきたものです)
 

 
 
10月中旬の蕾、花茎を3本伸ばし、長いものは垂れ下ってきます。
 

 

 
その翌日には開き始めました。 
 

 
更に2日後、 
 

 
花弁は6枚で長さ4~5cm、質が厚く、
ロウを塗ったような光沢があります。 
花の内側に紫褐色の斑点があり、奥にメシベとオシベがあります。 
 

 

 
10月下旬、花は数日持ち、
開花中は玄関前に出しますが、定位置は自宅北側の山草棚で、
剝がれはありますが、今年は多く開花しました。 
 

 

 
花のアップ、筒の奥を見ますと、オシベが6本、
メシベは先端が3つに裂け、その先端がそれぞれ2裂しています。 
 

 

 
10月末、花茎が短く、遅れて咲いた花です。 
 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする