日本各地の低山に自生するウチョウラン(羽蝶蘭)は、
各地に特徴ある変種が存在します。
「アワチドリ」は、千葉県房総半島の一部にのみ自生し、
距が短く小輪花が多数咲きます。
開花が遅れましたが、7月上旬に2輪だけ開花しました。
その3日後の花、
野生個体は絶滅危惧種ですが、交配による品種改良が進みました。
下画像は人工交配によるアワチドリの園芸種で、
たくさんの花が咲きました。
6月下旬、咲き終えた花もありますが、蕾もたくさん着いています。
ウチョウランの変種には、
他にサツマチドリやクロカミランなどがありますが、開花なしです。
もう1株のガクアジサイです。
6月中旬の咲き始め、
6月下旬、装飾花は濃い青紫色です。
両性花も咲き始め、白い糸覆輪の青い5弁花です。
6月30日です。
7月上旬、装飾花が横向きになり、
更に反転して垂れ下がりました。
昨日の樹姿、樹高は80cm程です。