初め、ホームセンターで買った苗をプランターに植えて栽培したのですが、うどん粉
病が出たり、カラスやムクドリに食べられたりして、満足な収穫が出来ません。
菜園の脇にプランターを置いたところ、ランナーを伸ばして周辺にたくさん子苗 が出来
ました。 試しに雑草の生い茂る空き地( 自宅から少し離れて、花壇とサツマイモ・ジャ
ガイモ・ニンニク等の畑作り中 )に植えてみました。
無農薬・無肥料で、手間をかけずにたくさん収穫できて、何回もジャム に加工しました。
上右2枚と下が空き地に植え広がったイチゴの実生りです。 雑草に守られたように
病害虫や鳥の害を受けずに済みました。
次の1枚目は庭の松の木の下で実を付けたイチゴで、こちらは鳥が運んできた自然
実生のイチゴが育っています。
2~4枚目はプランターから出た子苗で、菜園と果樹・花木の境で除草されずに実を
生らせたものです。
ユスラウメは中国・朝鮮原産で、バラ科サクラ属の落葉低木です。
中心がピンクの白花を葉腋に1つずつ咲かせるので、4月下旬は木全体が花で覆われ
ます。 6月中旬に収穫した実は冷凍して置き、ジャムに加工しています。
自家受粉で結実して、枝にビッシリと実が着きます。今年は特に豊作です。
6月7日赤く色付いた果実が出て来ました。熟したかどうかは、食べに来る鳥が教えて
くれます。完熟するとサクランボに似て、甘くて美味しいです。
6月9日から梅雨入りして、雨風と熟した実の重みで枝が垂れ
下がり、通路も塞がれてしまいました。
完熟果は柄の無いサクランボのようで、緑葉とのコントラスト良く、
見ているだけでも楽しくなります。 実の収穫には少し難儀し、
手の届かないところはヒヨドリとムクドリに任せました。
オオヤマレンゲは関東以西に分布する、モクレン科の落葉低木です。
通販購入し、庭に植えています。販売されているものは近縁のオオバオオヤマレンゲ
(中国や朝鮮に自生)であるという記事を読みましたが、どちらにしろ、下向きに咲か
せる半球状の白花は芳香を放ち、品があります。
4月下旬の蕾から、膨らんで外皮をはずし、純白の蕾となり、5月中旬から花弁を開い
ていきます。
開花中の花は白い花弁が痛みやすく、、儚さもまた魅力かも・・・・。
次々と咲く花は、花弁の枚数に差があり、それぞれに美しいものでした。
下草に触れる蕾があったので、切り取って仏間の床の間に活けて見ました。 白い蕾
が3日目に開きました。 中心にある雌しべの周辺で、赤い雄しべが引き立てます。
大雪で枝折れもしたのですが、今年は特にたくさんの花を次々と咲かせ続け、最後の
蕾を1枝花瓶に挿して部屋に入れました。