「墨田の花火」は、ガクアジサイの園芸品種です。
6月中旬ラカンマキの根元で、そろって開花しました。
装飾花は八重咲きで、初めは上に伸び出して咲きますが、
徐々に横に広がり、下に下がってきます
隅田川の花火の如くです。
淡い青色を帯びていますが、挿し木して別の場所に植えたものは、少し桃色も・・・。
7月には枝も花も垂れ下がってきます。 先日全てのアジサイを剪定しました。
濃い青色花の枝をいただき、挿し木して庭植えしてあります。
まだ小木のうえ、雪で折れてしまい、花は数個でした。
黄緑の蕾から、装飾花・両性花とも青色が綺麗でした。
ハナムグリが無心に花粉を食べていました。 7月に入ると花色が紫になって終わりです。
桃の栽培
桃は中国原産の落葉小高木です。
植えたのは、YD苗木(樹高を低く抑えて、実生りを早くできる矮性台木接木です)の
「武井白鳳」という品種です。
4月16日の開花状態です。 花粉が多く、1本だけで実が生ります。
1ヵ月後の5月15日、花後に大きな葉を伸ばし、花の数だけ?実が着きました。
小さく、変形した、傷のある、果実から摘果していきます。 6月9日の緑実です。
6月29日、果実がふっくらとして、色付き始めました。
7月5日~10日の実生り状態です。
果実のクローズアップです。
7月10日、まとめて収穫(22個)しました。
枝に残した未熟果も後日8個収穫し、二人で毎日食べました。
まだ小さな樹にたくさん生らせ過ぎたので、小ぶりの実ですが、甘くて美味しい!
新芽、新葉にアブラムシなどが付きましたが、手でつぶすくらいで、無農薬です。
袋かけもしませんが、鳥害もありません。 完熟果は日持ちせず、傷みが出ました。
ネムノキ(合歓木)は、マメ科の落葉高木です。
枝垂れネムノキを入手して、鉢植えにすると大きくならずに、毎年花を咲かせます。
6月末、開花し始めました。 (春の芽吹きが遅くて心配しますが、)
長く目立つ淡紅色の雄しべが美しい!
小さな花が集まって咲くのですが、花弁が発達せず、花びらは見えません。
漢字の合歓木は、中国で夫婦円満の象徴としていることから名付けられ、
和名のネムは、夜に葉が閉じる(就眠運動)ことに由来します。
下は7月19日、夕方6時20分です。 右下はその30分前です。
花はマメ科一般と全く異なりますが、花後の果実は細長く扁平で、
マメ科そのものでした。
実生して芽生えた苗が下写真です。 植え替えを待っているのですが・・・・。
「テッポウユリ」(鉄砲百合)は、九州南部から南西諸島が原産の日本固有種です。
6月末から7月中旬にかけて、ラッパに似た白花を横向きに咲かせました。
鉢植で、草丈が90~100cmに伸びました。 花弁の根元はつながって筒状です。
長い茎先に、車輪状に花をつけてバランスをとっています。 強健な百合です。
次の鉢植2種は、テッポウユリとオリエンタル系のユリとの人工交配種です。
花形や草姿はテッポウユリですが、花色が個性的で惹きつけます。
「トライアンフェータ」は、今年は不調です。
草丈が50cmと短く、かろうじて1花茎を伸ばしました。
6月下旬に咲いた2花は、白い花弁と中心部の赤色が目立ちました。
次の「プリンスプロミス」は、淡桃色の大輪花です。
草丈は90cmほどになりました。
上品な感じの花で、爽やかな芳香も魅力です。 6月下旬から7月中旬まで咲きました。
テリハノイバラは日当たりの良い海岸や河川敷の礫地等に野生しています。
白花の5弁花が多いと思いますが、これは濃色桃花タイプ で通販購入したものです。
3号のプラ鉢植えで、挿し木した2号鉢でも花をつけました。
木や葉が小さいので花が大きく見えます。 6月中旬~下旬の開花でした。
中国原産のモッコウバラ(木香薔薇)は白花と黄花、一重と八重咲きがあり、
白花一重のモッコウバラは良い香りでしたが、枯らしてしまいました。
現在あるのは、八重咲きの黄花種、黄モッコウバラです。 5月中旬に撮りました。