「ワスレナグサ」(勿忘草)はヨーロッパ原産で、
ムラサキ科の多年草らしい。
日本では開花株は枯れるので、園芸上は秋まき1年草です。
自宅改築後に、家の周りに青と白2種類の種を蒔きました。
以来、こぼれ種によって、毎年移動しながら開花してきました。
いつの間にか白花種は消え、東側通路脇からも見られなくなり、
主に西側通路脇で、4月下旬から開花しました。
小さな花ですが、この青色の群生には、惹かれます。
コンクリート上で、僅かな子砂利と落ち葉の堆積に根を張って
咲いた株もありました。
多くは、通路の踏み石の脇で咲きました。
5月の半ば過ぎ、小さな5弁花を、アップで撮りました。
来年は、どこで咲いてくれるかな?
「ジューン ベリー」は北米原産の小果樹です。
バラ科の落葉低木で、鉢植えで育てています。
6月上旬、黒く熟した果実を収穫しました。
花は4月中旬、細い枝先に白花を咲かせました。
5月下旬、生育した果実が、緑色から赤く変わって来ました。
6月上旬、熟してきました。
ヒヨドリが毎日見に来て、
熟して黒紫色に変わった果実は、即食べられてしまいます。
1房全部が完熟したこの果実は、
球根が入っていた網袋などをかけたものです。
果実の大きさは、径1cmにも満たないのですが、
2回収穫して、冷凍し、他のベリー類と一緒にジャムにします。
雛を連れたヒヨドリが連日訪れるので、
一部を鳥に残して、収穫を終えました。
秋には紅葉も楽しめます。
「箱根ツリガネツツジ」は、かつて箱根に多く自生し、
現在は希少種となりました。
花色から、紫ツリガネツツジとも呼ばれます。
5月初め、蕾が開いてきました。
枝先に、長さ2㎝位の釣鐘型の花を、数輪束状に吊り下げます。
5号鉢植えで、樹高は30cm程です。長年の栽培で、咲かない年もあり、
花数は少ないですが、今年はこの花に出合えて良かった。
5月中旬の花、紅紫色が鮮やかです。
葉の表面、花梗やガクも、毛を密生させています。
花冠の先は、5つに裂けて開きます。
5月末、花を水平近くに持ち上げて、花が終わり、実を着けました。
夏を少しでも涼しく過ごせるように、鉢の置き場を選びます。
庭や鉢で、勝手に実生で咲いたスミレ8種です。
( 投稿が遅れ、主に4月に撮ったものです。)
過去に各種のスミレを鉢栽培したことがあり、
丈夫なものが、自然実生で生き残っています。
庭や菜園周りで咲いている「有明スミレ」(アリアケスミレ)です。
たった1輪で少し変形した花ですが、「明神スミレ」です。
八重咲きの「コモロスミレ」です。
「紅花ナンザンスミレ」です。
「紅鶴」という園芸種です。
小型のスミレで、あちこちの鉢で咲きますが、名称不明です。
以下の2種は外国産のスミレで、繁殖力が強く庭で群落を作ります。
「ビオラ・フレックス」(吹っ掛けスミレ)です。
終いは、知人からの頂きもので、名称不明の洋種です。
「オオヤマレンゲ」(大山蓮華)の名で、で苗木を通販購入し、
鉢栽培で花が咲くようになってから、庭に移植しました。
販売されている苗木は、中国・朝鮮原産の
「オオバオオヤマレンゲ」だと、後に知りました。
モクレン科の落葉低木で、
日本自生種との違いは、葉が少し大きく、雄しべの色が赤いことです。
下向きに咲く花は、花茎は6~8cm程で、
赤い雄しべをアクセントに、清楚で美しいです。
好きな花なので、玄関前左手前、ハナミズキの反対側に植えました。
樹高2m40㎝位に成長しました。
5月初めから6月半ばまで、緑の蕾から白い花を下向きに開きます。
朝陽を受けて、高い枝で開きつつある花を、下から見上げました。
開花当日は、赤い雄しべが雌しべの周りに固まっています。
その後、雄しべを水平に広げていきます。
1花は4日位咲きますが、次々と開花してきます。
白い花弁は、花によって6~10枚位ですが、
10数枚超えの、八重咲化した花も見かけます。
花後にできた果実も、その変化を観賞できます。