昨年の忘れ物～春の鉢花１「春蘭」や「エビネ」など

昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。
　
春蘭やエビネは、植え替えできない間に鉢数を減らし、
開花は僅かになりました。　
４月中旬に咲いた、シュンラン（春蘭）です。　
　

　
「雪山」という斑入り葉種です。　
　

　
　
５月上旬に、エビネが２鉢だけ咲きました。　
　

　
「黄エビネ」です。　
　

　
「緑弁白舌」のエビネです。　
　

　
　
４月下旬から咲いた、「桃色スズラン」です。　
　

　
　
５月下旬に咲いていた「ニオイハンゲ」です。
中国原産のサトイモ科多年草で、カラスビシャクの仲間です。
小鉢植なので、丈10ｃｍ程で、ムカゴで増殖します。　
　

　
白斑入りの１枚葉が美しく、淡緑の仏炎苞が特異な花です。　
　

　

鉢植えの「バイカオウレン」

「バイカオウレン」（梅花黄蓮）は、
キンポウゲ科の常緑多年草です。
和名は、梅に似た花で、黄色いヒゲ根を出すことから。
　
福島県以西の本州と四国に分布する日本の固有種で、
亜高山帯の針葉樹林下などで、糸状の地下茎を出して繁殖します。
　
白い花弁に見えるのはガク片で、５枚あります。
　


　
１２月下旬に、北側軒下から玄関前庇下に山草棚を移動し、
皿鉢は黄金シダに覆われて開花に気付かず、
白い萼片の一部を見つけ、
慌ててシダの葉を取り除いた２月１１日です。　
　

　
シダの葉下で、開き始めた花です。　
　

　
緑の葉がバイカオウレンの葉です。　
　

　
２月１３日、５輪だけの開花でした。　
　

　
本当の花弁は蜜を分泌し、
小さく黄色いスプーン状に変わっています。
雌しべを囲んで固まっていた雄しべが、開いてきました。　
　

　
２月１５日の花です。 花茎４㎝、花径は1.5cm程です。
　

　
２月１８日、開いた雄しべの葯から、花粉を出します。
　

　

　
玄関外で陽射しを浴びる、本日の花です。　
　

　

　
　
この後も花茎は伸び、種子を結びます。
下は、昨年の３月下旬の画像です。
　

昨年の忘れ物～菜園の花３ 「チコリ」

昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。
　
前掲の「アーティチョーク」と一緒に、
ハーブとして通販購入した「チコリ」です。
　
ヨーロッパ原産のキク科野菜で、秋～冬に軟白栽培して、
小さい白菜状の新葉をサラダにするようです。
花や若葉もサラダに利用するようですが、
春の若葉を口にしましたが、苦くて食べられません。
　
初夏から夏に、たくさんの花を咲かせ続け、
翌年は自然実生で、たくさん芽生え、
１畝がチコリの森になりました。　
　

　
草丈は１～1.5m程に伸びます。　　

　
暑い夏に、淡青紫色の花が涼感を呼び、美しいので、
専ら、菜園を飾る観賞用の草花としました。　
　

　
　 
　
１日花ですが、次々と休みなく咲き続け、　
　 

　

　
　
　
花後に出来る、たくさんの種子は、
カワラヒワなどの小鳥も食べに来ました。　
　

　
地下には、白く長いゴボウ状の根があって、
チコリコーヒーも作れるそうですが、
我が家では食用には全く利用せず、
繁殖力が強すぎるので、今年は全て、処分しようと、・・・。　

昨年の忘れ物～菜園の花２ 「アーティチョーク」

昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物です。　
　
ハーブの１種として、通販購入した「アーティチョーク」です。
地中海沿岸原産のキク科多年草で、和名が「朝鮮アザミ」、
日本には、江戸時代にオランダから渡来したようです。
　
初夏から夏に、花径１０cm余りのアザミに似た花を咲かせます。
　

　
４月に伸び出した白みを帯びた若葉は、
夏には数１０cmに伸びます。（右端の緑はチコリの葉です）　
　
　
　
５月下旬から６月中旬の蕾です。
　

　
食用には、このソフトボール大の若い蕾を、茹でるか蒸します。
苞片を外側から剥ぎ取り、苞片基部の肉質部分を
歯でしごくように食べ、中心の花托部分を切り分けて食します。
一度食べただけで、美味しくは？？　以後は毎年観賞のみです。　
　

　
７月上旬から下旬に咲く花です。
紫色の花は、巨大なアザミのようです。　
　
　
　
苞片の先端や、切れ込んだ長い葉にも棘ができ、
脇を通るたびに触れて傷付けられました。
大株になったので、今年は抜き取り処分しようと思います。　
　

　

鉢植えの梅（５）～白花八重咲

２８年程前の３月、記念にいただいた梅盆栽で、品種名不明です。　
例年３月初めに開花し、思い出をよみがえらせてくれるのですが、
今年は１カ月ほど早い開花となりました。　
　
白花八重咲の、ふっくらとした大輪種です。　
　
　
　
１月末の蕾、　
　

　
開花まじか、２月初めの蕾です。　
　

　
２月上旬に開花しました。　開花後の晴天日に、　
　

　

　
枝ぶりが悪くなったので、花のアップだけです。　
　

　

　
寒暖差が大きく、降雪が少ない今冬、長岡の積雪は０㎝、
長岡に住んで４０数年、こんな年は初めてです。

しかし晴天は少ないので、陽射しがあれば鉢を出して水やりです。　
　

　

　
庇下から玄関に入れて開花を待つのですが、
環境の変化と乾燥で、２鉢の蕾が全て落ち、
この八重咲白花の鉢が、今年の鉢梅の終いになりました。　
　

　

　
もうしばらく玄関を飾ります。