「宿根フロックス 」は、北米原産でハナシノブ科の多年草で、
今年咲いた鉢植え3種のうちの1鉢です。
6月中旬、咲き始め、
ピンクと白の絞り咲きです。
6月下旬、
7月初めの花、
4号鉢植えで、草丈は30cm余りです。
日本には白花のヒツジグサが自生しますが、
園芸用に市販される「温帯スイレン」は、
ヨーロッパ原産の西洋スイレンを品種改良したものです。
根茎を鉢植えして、水容器に入れ、冬は屋外で越冬し、
開花は6~8月で、水面に浮かぶのが特徴です。
6月中旬、最初に咲いた桃色花です。
早朝から昼過ぎまで開いて、閉じた花は翌朝また開き、
3日ほどは綺麗に開花しています。
7月下旬に開花した花、
7月末、少し色褪せた終盤の花です。
基本種は青紫花ですが、
白花・桃花・二重咲きなどの園芸種があります。
白花種は青紫花と一緒のプランターで咲きました。
容器はプラスチックが割れ落ちて半壊状態なんですが、
生薬としても利用される太い根を張って元気です。
青紫花より遅れて咲いた、7月下旬の花です。
桃色種は、庭の南西端で、サルスベリの樹下で咲きました。
7月上旬の咲き始めです。
7月中旬です。
大輪ですが日照が少ないためか?花色が薄いです。
7月下旬、
7月末、サルスベリの樹を取り囲んで、
青紫花や黄色のオミナエシと一緒に咲いていました。
「キキョウ」(桔梗)はキキョウ科の多年草で、
日本・朝鮮・中国の山野に分布しますが、
日本の野生種は絶滅危惧種となっています。
万葉集で秋の七草として歌われている「朝貌(アサガオ)の花」は、
この桔梗とされています。
プランターと庭で咲いていた、基本種の青紫花です。
花色とすっきりとした星型が魅力です。
プランター植えが、7月初めから咲き出しました。
7月中旬です。
蕾の状態では、花弁が風船のようにつながっているので、
英名では、balloon flowerだそうです。
庭の南西隅、サルスベリの樹下に植えた桔梗です。
プランター植えより少し遅れて咲き出し、
7月中旬、黄金オニユリや、ヤブカンゾウと共演でした。
7月下旬の花です。
「カノコユリ」は九州・四国地方に自生する絶滅危惧種で、
花弁の斑点が、鹿の子模様に似ることから「鹿の子百合」。
花期が遅く毎年最後に咲く、美しい原種ユリです。
7号深鉢植えで草丈60cm位、
2本の花茎から計3輪が開花しました。
蕾を着けながら、なかなか開花せず、葉も枯れかけた8月12日、
2個の蕾がピンクに色付いてきました。
8月14日、2輪が開花しました。
花径10cmほど、花弁を反り返らせて下向きに咲きます。
開花2日目の花、
開花3日目の花、隣の蕾が色付いてきました。
開花4日目です。
2輪が開花してから6日目、の8月19日、
3輪目が開いて、ようやく咲き揃いました。
初めに咲いた花は色褪せてきました。
昨日、8日間咲いた2輪が散り落ち、
今朝は1輪だけの開花となりました。
異常な暑さが続く中、他のユリの鉢も多くが葉枯れしてきました。
来年、開花できるか心配です。