アガパンサスは、ユリ科またはヒガンバナ科の多年草で、
南アフリカ原産です。
語源がギリシャ語のアガペ(愛)とアンサス(花)からなり、
「愛の花」の意味です。
青花のスーパーブルーが、今年は葉だけで開花しなくなりましたが、
白花の「ホワイトアイス」は小型タイプで、今年も咲きました。
7月中旬の蕾から、
花弁を開き始め、
漏斗状の花が開花しました。
7月下旬です。 6号鉢植えで、3本の花茎を上げて、
猛暑の夏に、涼しげな白花を咲かせていました。
「梅花甘茶」(バイカアマチャ)は、アジサイ科の落葉低木で、
静岡以西~九州の、太平洋側の山地に自生しているようです。
樹姿が甘茶に似て、白花が梅の花を連想させるところから名が、
野性では1~1.5m位になるそうですが、
7号鉢植えで、樹高は10~20cm余りの株立ちになっています。
6月下旬、枝先に花茎を伸ばし、3個の蕾を着けました。
7月上旬です。
7月中旬、最初の1輪が開きました。 肉厚な白い4弁花で、
雌しべの先が2本、取り囲む雄しべがたくさん。
7月下旬、花弁とオシベが落ち、ガクと雌しべが残りました。
2日後には、両側の蕾が同時に開花しました。
径2cmほどの花は、花弁を上にそり、下向きに咲きます。
8月上旬に咲いた花は、葉の上で横向きに、
8月中旬に咲いた花です。
花序の外側に、小さく目立たない装飾花が着くのですが、
猛暑のせいか? 今年は見えません。
「スイカ」(西瓜)はウリ科で、
熱帯アフリカのサバナが原産です。
老人2人では、大きな西瓜は食べきれないので、
小さな小玉スイカを毎年1株育てています。
5月初めの菜園コーナーです。 下から3番目がウリ科の畝で、
右から、ミニカボチャ、小玉スイカ、キュウリ、ゴーヤの苗を、
各1本ずつ植え付けました。
雌花(上)と雄花(下)です。
雄しべの花粉を雌しべに着けて、人工授粉します。
6月下旬、授粉後に肥大する果実、
ミニカボチャ同様、キュウリなどと同じに支柱を立て
空中栽培です。
授粉から35~40日が収穫予定日ですが、
日にちを間違えて、気付いた時には見えない側で大きく割れ、
記念撮影はしましたが、果肉が溶け出し、腐れていて食せません。
雄花今年は雄花ばかり多く、雨もあり人工授粉はこの1個だけでしたが、
昆虫が受粉してくれた果実がもう1個成長しました。
隣りのミニカボチャの上を、つるが伸びてきて
7月下旬、カボチャとのコラボで、
猛暑続きで水やりもしましたが、
8月下旬に入り、とうとう茎葉が枯れてしまいました。
ツルを処分し、大きくなった果実を1個収穫しました。
1日冷蔵庫に入れて、昨日食べてみました。
完熟した小玉スイカは、果皮が薄いので、可食部が多く、
甘くておいしい西瓜でした。 今日も残り半分をいただきます。
「ヤツシロソウ」(八代草)はキキョウ科の多年草で、
熊本県八代市に自生が見られるそうです。
HCでポット苗を購入し、鉢植えにしました。
5月末、キキョウやリンドウに似た紫色の花を、
茎頂や葉腋にまとめて咲かせました。
6月初めの花、 1つの花は花径2cm程の筒状花です。
6月になると、最高気温が30℃を超える日があり、
玄関前のコンクリートの照り返しと異常高温で、
中旬以降に30cmほどの茎先に咲いた花は、
色が薄れてきました。
7月中旬も、本来の花色が出ないままでした。
「ユウスゲ」(夕菅)はススキノキ科の多年草で、
日本のほか、シベリア・中国・朝鮮に分布します。
和名は、花が夕方に開いて翌朝に萎み、
葉が菅(スゲ)に似ていることに由来。
6号鉢植で、70cm余りの花茎を1本だけ伸ばして、
その先が3つに分かれて、計8個の蕾を着けました。
7月中旬、最初に咲いた花、夕方7時、庭で撮影。
鉢を居間に移して、夜8時、蛍光灯の下で撮りました。
撮影後は玄関外に出し、
翌朝、朝陽を受けるころには萎んでいました。
7月下旬、夜7時30分、庭での開花姿です。
その3日後、夜8時半、居間で撮りました。
翌朝7時50分、花弁を閉じつつあります。
7月末、最後に咲いた2輪です。
夜7時10分、庭で開いてきました。
居間に移して、夜8時10分です。
翌朝7時30分、花弁を閉じてきました。
株が殖えたのに昨年は咲かず、今年も花茎が1本だけなのは、
明らかに鉢が小さすぎです。
大きい鉢に植え替えが必要ですが・・・