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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

長篠城 昭和五十七年

2011-12-22 00:00:15 | 城郭・城下町

(愛知県南設楽郡鳳来町長篠 国指定史跡)
 この地には昭和五十一年から訪れている。特別多くの遺構を残しているわけではないが、寒狭川と宇連川が合流する要害の地に築かれた城である。
(巴城郭跡)

 永正五年(1508)菅沼元成が築城した。 元亀二年(1571)菅沼氏は徳川家康に属していたが、武田軍による三河侵攻の一端で、天野景貫が攻めている。その後、武田勢に属することになった。 元亀四年(1573)武田勢は甲斐へ撤退し、間もなく徳川家康によって攻められ落城した。以後、家康によって武田勢の侵攻に備えて城郭が拡張された。 天正三年(1575)武田勝頼は二万五千の兵を率いて、奥平信昌が約五百で守る長篠城を攻め囲み、長篠の戦いが始まった。そして、織田徳川連合軍が勝利し、翌年、信昌は新城城を築城、長篠城は廃城となった。

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