flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

善光寺

2013-08-30 00:00:00 | ほとけのいおり

(長野市元善町 1998年5月1日)
 白根山から長野善光寺に辿り着く。最近、私は関係者からの勧めで、どこの宗派にも属さない善光寺へ再出家の話しがあったため、特別な思いでの参拝となった。善光寺は 推古天皇十年(602)本多善光が、難波の堀江(大阪市)で一光三尊如来を見つけ、伊那の自宅に持ち帰って臼の上に安置したところ、臼が光を放ったことから、「坐光寺」を起こしたとされる。舒明天皇九年(637)勅命により如来像を水内郡芋井(現在地)に遷すことになり、諏訪の地を経て、皇極天皇三年(644)現在地へ遷座した。この寺が善光の名をとって善光寺と名付けられたことから、坐光寺は元善光寺と呼ばれるようになったという。国宝の本堂は宝永四年(1707)、重要文化財の三門は寛延三年(1750)の落成である。
   瀬戸染付磁製燈籠 明治時代

(関連記事:善光寺御開帳

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