京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「アグレッシブ」な… 

2010年06月11日 | 日々の暮らしの中で
アフリカ大陸で初のワールドカップが開幕した。バナナの皮を利用して球体にした“サッカーボール”を追う少年たちの映像を見たが、プロのサッカー選手を夢見る子供たちが増えることだろうと思っている。

今は京都サンガでプレーをする柳沢選手の高校時代のプレーを練習試合で見たことがあった。かつての代表、大阪の出身の大黒選手、今回代表の稲本選手も…。
サッカー一色で過ごしたような息子の9年余りは、私を素人批評家にしたし、また熱烈な応援団の一人も務めてきた。雨の日も雪の日もカンカン照りの夏の大会も勝利を願い、総決算としては国立へと続く道を家族としても支えてきた。夢破れてしまったたけれど…。
「批評家は好きなこと言えていいな」 イヤなひと言がチクンと刺さった日はあった。

なんと言われうようと素人なんだから、争っては負けだ。
なのに、もっとこうしてああして、それからM君にパスを出せば入ったのに…、と聞きたくもなかっただろう余計な解説をしてみせるのだった。

開幕前のサッカーの話題では、ホンモノ・シロウト問わず多くの“解説者”が「アグレッシブに」という言葉を盛んに使っていた。「アグレッシブな戦いを」と…。

思い切って前に飛び出す、前へ前へと意識して積極的にゴールをねらう、攻撃的なゲーム運び・ゲームスタイルなどといってくれたほうが、いくらかでもイメージしやすいのではないだろうかと思う。

難しいことは易しく言ってと、またまた素人批評家は口を開きたくなる。
舌足らずのカタカナ語をやめて、「攻撃的・積極的」と表現したほうがずっといいではない
のかしら。
そんなことも、日本の1勝と合わせ、道ははるかなり~~。

                     (写真はネットより拝借)
コメント (6)
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