京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 クリアランス・セール

2010年06月25日 | 日々の暮らしの中で
                       

百貨店は、店内の空気がモワーッとよどんでいるようで、行けば必ず気分悪く頭が痛くなるという調子だったし、人混みが嫌いで思い出も少ない。と、こう書きながら思い出すことに、学生の夏休みにMデパートのおもちゃ売り場でのアルバイトがあった。何度も包装紙のサイズを変えては箱物の包装を練習した。アルバイト代は京都への旅行に消えてしまったはずだ。

「四条河原町阪急」が8月22日に閉店する。1976年開業とある。若者向けの衣料品が中心で、上階のレストラン街をたまにうろつくだけで何かを買った記憶もない。ただ、店の前を待ち合わせ場所には使ってきた。

ただ今「クリアランス・セール」、つまりは在庫一掃セールの真っ最中。お買い得ということになる。そこで、まだ2ヶ月ほど先にはなるが、娘の誕生日のプレゼントに添えようかと見繕うことにした

    一枚はワンピースにもなるだけの丈がある。  
下にキャミソールを重ねるか、上に何かを羽織って…、と余計な一言は不要かな。自分のセンスで楽しむだろう。

何でこんな?…と、ちょいと眉をひそめたくなるような、やけに暑苦しげなスタイルを見かけるこの頃だが、何を言っても年代の相違は感覚のギャップを埋められないのだろうかしらん。

かなり寒くなったと言って、家の中では足元に3枚のソックスなどを重ね履きして過ごしているらしい娘に、お肌むき出しの服は寒々しいことだ。
この程度の服は、「つね」?「よそ行き」? 小物でお洒落して「ちょい行き」ぐらいには変身してくれるだろうか。 … 先日のストールを1枚まわしますわね。
コメント (8)
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