京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 雨雨雨… この季節の同窓会へ

2010年06月17日 | 日々の暮らしの中で
たちまち明けてしまう夏の夜。短夜。
ワールドカップ、日本の勝利に沸いた日だけではない。いろいろ片付けて準備をしてしまわなくてはと寝床であれこれ思い巡らしながら、目があいたついでだ、今朝も早々に起きてしまった。

隠したって隠し切れないものがある。それなら…と思うのだ。
控えめながら季節の風趣を模して、はんなりと彩った加工食品に仕上げて、10歳、一回りほど若い仲間のそばで寄り添うことにしよう。
中学校卒業後、30数年経過の彼らの人生に香る“迷所休跡”に、聞き落としたくない秘話はきっと潜んでいそうだ。それをたっぷり聞かせてもらうのだ…。どんなまなざしで?どんな声で?どんなしぐさで?語るのだろう。傍で聞き耳をたてたいものだ。

生身の人間として生きる、個対個。素は変わらない、そんな「顔」を私は見せられるのだろうか。厚化粧なんていらない。けれど、内面はそれなりに30数年の化粧を施して、厚く豊かに肥えた部分もあり、ずるくなった部分も備えている。
何もない人生など誰にもありゃあしない。一人ひとり顔が違うように心も経験もみな違う。複雑で計り難いものだろう。私は、どう語ろう…。

心に涙降る…、篤っちゃん。教室の左隅、壁を背に奥から2番目の席に座ってこちらを見る大きな目。それに出会えないことが寂しいよ。

明日からは雨雨雨つづき。涙雨ばかりではない、嬉しい嬉しい幸せの涙もあることだって忘れてなるものか~。

  19日の同窓会出席のため、明日ひとまず息子のところに身を寄せる…。
コメント (8)
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