京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「生まれてバンザイ」

2013年06月05日 | 日々の暮らしの中で
ちょっとでも読み進めようと横になってからの読書は30分もすると意識はもうろう、慌ててスタンドを消します。日付が変わって零時半ごろでした。

何やら気分よく見ていた夢はぬか喜び、「夢と知りせば醒めざらましを…」と、まことにつかの間のことでした。少しづつ意識がはっきりしてくる自分がいて、そしてその時、自分がバンザイの姿勢で寝ているたことに気付くのでした。肘を90度に曲げてどころか、肩より上に諸手を挙げて、それももう伸ばした状態でのバンザーイでした。時々そのような格好で寝ていることがあります。横向きにまるくなって眠るはずなのに、気付けば赤ちゃんと同じ? それ以上の大胆なバンザイポーズです。単なる寝相、無意識のうちにとる癖なのでしょうか。

時計を見れば午前3時半過ぎでした。寝てからまだ3時間しか経っていないというのに、その日はその後、眠った記憶がありません。

「バンザイの姿勢で眠りいる吾子よ そうだバンザイ生まれてバンザイ」という一節があります(『生まれてバンザイ』俵 万智著)。
歳を重ねた私がバンバンザイしていてよいものでしょうか。

こんなにも愛しい子の命、親の都合で好き勝手にしてよい理由などなに一つありません。
コメント (6)
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