京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

ひょいと出たのは

2021年02月10日 | 日々の暮らしの中で
何度も歩いている坂道で、この木の脇も幾度となく上がり下りしている。
探そうと思って見出したわけではなかった。
今日に限って出た!? ゴリラの横顔。


「自然のものは、あるがままにあるがよろしく、人は、それにひょいと出逢えればいいのである」と前登志夫氏が書いておられた。
「ひょいと出逢えればいい」、と思い出している。

マスクをしていても馥郁とした香りが漂ってくる梅林の横から、ちょっとした山中へと入った。前回は北から南へと抜けたが、今回はその逆をたどってみようと上がってみた。
記憶のある場所へ出た。そこでいっぷく。そして、そこからの後半、…どうやら違うコースをたどったようで、目的の北側へ出るどころか大きくぐるっと山中を一回り…、スタート地点に近い別の出口に出る羽目になった。
落ち葉が積もり、足元も悪く、段差のある山道。それでも踏みしめられた道ができており、整備の手も入っているので、道はたどれる。なあんだ、でがっかり。
東に比叡山を眺め、


振り返れば西の山並みが望める。


遭難しなかっただけましだった。とはオーバーか。
この景色を見たから良しとして再挑戦だわ。
コメント (2)
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