花見にようやく人心地ついて雨音も快く、人それぞれに本を読んで過ごした昨夜。
9時からはキムタク主演のドラマを観た。
28度にもなろうというこのところの暑さが、今日は一転ヒンヤリ。
寺の世話方さんの寄り合いが明日に予定されていて、準備にも動きやすく有難かった。例年食事をとっていただいてきたが、高齢者の寄り合いでもあり、会食をなくして3年目となる。
短編3作が納められた『沖で待つ』(絲山秋子)。芥川賞受賞作品はほとんど読まないので今になって知った作家さん。
「勤労感謝の日」―筆のほとばしり。なんと成熟したコメディ! 「沖で待つ」―傑作。これほど読むに値する言葉は、現今稀である。
『作家の値打ち』の著者の評に同感! この評価を読んでアマゾンで求めた。
あと1作は「みなみのしまのぶんたろう」で漢字は一字も用いられていない。
短編の面白さにあふれ、違ったテーマでさまざまな人生を見せてもらった。そして、それぞれにつながる世界。「沖で待つ」の意味がわかったときは、あたたかくも、しみじみ。
読書を通して知る人生の多様な姿。揺れながら、自分の考えも深めていく。『死の島』を暗い話だと遠ざけてしまわずによかったと改めて思った。心の土壌は肥えたものにしておきたい。
興味をいだいたものをあれこれ、ですので乱読です。
でも、なにかが通底しているようには思えます。
当然かもしれませんよね。
狭かった関心を少しでも広げたいと、今になってまたあれこれです。
語学、悟学、ことば。…難しいですね。
何度も何度もお聞きして少しでも学ばせていただきたいです。
宜しくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いします。
色々な本を読まれていますね。これから貴方のブログを読んで勉強させて頂きます。楽しみです。