京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

雪船形

2022年01月22日 | 日々の暮らしの中で

賀茂川沿いに足を延ばしてみた。
歩いても歩いても体は温まらなくて、耳にはジンとした痛みが出てくるし、ひどく冷たさが身にしみた。
五山の送り火で「船形」がともされる西山の斜面。手入れをされた火床の周囲には木々もなく、そこに雪が積もって残っていた。「雪船形」と言っていいのかどうか。

西野文代さんの句〈雪大文字に千切を炊く匂ひ〉とともに「雪大文字」を眺めたのは
2017年の1月だった。




小学生が『わさお』という本をもってやってきた。
「どんな本?」と聞くと「わさおっていう犬のお話」と言う。「面白い?」には「かわいい」と言うきりで本に目を落としている。

18日にAUSに向けて国際小包を船便で出した。
「トンガの火山爆発の影響がどのくらい出るかわかりませんので、まだ引き受け停止の連絡はないけれど遅れるかもしれません」と最後に念を押される。
念頭になかったので、あらためて気づかされたことだった。自分中心に考えてしまっているから…。2か月後に無事着いたとして、3月半ばだ。一日でも早く届くことを願いたい。
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雪船形 (Rei)
2022-01-23 10:59:19
寒い中、思い切ってお出かけになられました。
「底冷え」は京都と思っていますが?
着膨れて出かけますので、「底冷え」は知りません。
焼いた箇所、スキー場みたいです。
千切>切り方を言うと思っていましたが
炊く匂ひ?とは?
千切は繊切とも書くようですね。

小包、速く無事に届きますよに。
二か月後とはじれったい話ですね。

わさお>本のことは知りませんが
テレビで見て個性的な顔は印象に残っています。
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千切り(切り干し)大根、Reiさん (kei)
2022-01-23 12:23:53
川べりであることも空気の冷たさを増しているのでしょうか。
体をほぐしたくて思いきって出るのですが、さすがこの日は返って縮こまりました…ような。

切り干し大根と言われればご存じでしょうね。
煮物にする匂いがどこからとなく漂ってくる街筋を歩きながら雪大文字を眺められたのかなと想像しています。
千切り大根ともいうようです。
昨夏、煮物以外に「千切りのぱりぱり漬け」を作っていただきました。
千切りを戻して、その戻し汁と、鷹の爪、醤油と酢だけで1時間つけ込むだけ。とても簡単! 

読書好きの小学生です。ジュニア向けの本でした。
私もテレビで「わさお」の顔は見知っています。
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Unknown (リュウ)
2022-01-23 18:40:01
こんばんは。
寒い中の散歩、お疲れさまでした。
元気ですねえ。
私なんかコタツに入ってテレビ観るだけ。

「雪船形」なんて、keiさんの造語ですか?「雪大文字」の
ように、とてもきれいな日本語ですよ。
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切干大根 (Rei)
2022-01-24 10:12:24
ありがとうございました。
切干し大根なら私もよく使っています。
ゆっくり戻して、よく洗い
市販の塩昆布と混ぜるだけの
料理ともいえない簡単な料理です。
煮ませんから歯ごたえもあって美味しいです。
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真似の語、リュウさん (kei)
2022-01-24 11:04:13
こんにちは。
この寒さ、無理に出なくてもとパスの日も増えますが、元気が出せるうちがいいのかもしれませんね。
西野さんの「雪大文字」に倣って、それなら「雪船形」もあり?と言うものです。
もう少し火床で輪郭が追えるといいのでしょうね。

寒い盛りです。
用事がないときはコタツに入ってテレビに読書が何よりです。
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塩昆布と、Reiさん (kei)
2022-01-24 11:11:20
塩昆布と混ぜるだけ。
私もしてみますね(笑) ありがとうございます。
歯ごたえがあるのはいいですね。
「ぱりぱり漬け」、も、パリパリでおいしいです。

海を越えて娘のもとにも送っています。
先日も黙って入れておきました。
切り干し大根やヒジキ、高野豆腐など必ずリクエストがあります。
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