午後5時近くになって、さらさらと、雨が降りしきるような勢いで雪が降り出した。あっという間に、一面がまっ白。
なんということはなく、ふと鞍馬寺の貫主さんのことが思い出された。雪のせいかもしれない。
「雪の中に明ける鞍馬の新春、四周の峰々は白く装いをこらし、山は凛厳とした気に満ちています。… 本殿内は香煙がたちこめ、新たな気持ちで至心に祈る人々の熱気に寒さも忘れるほど。(後略)」
清らかな雪の参道。寒気厳しい中にも、のどやかな賑わいのある鞍馬の新春を想像し、それだけで清新の気に包まれるようだ。
一度だけお話を伺える機会があった。
日本の仏教教団では珍しい女性のトップを40年以上も勤め、貫主(す)として古刹とお山を守ってこられていた。深い信仰に奉じられ、いつも人の心にどう響くかと考えながらやってこられたという信楽香仁(しがらきこうにん)さん。みんなと手をつなぎ、関わり合って、生き合っての97年だったのだ。敬服。
掌を合わすぬくもりの中に身をおけば山の吹雪の音もうれしき 信楽香仁
地に約8センチ。ブロックに積もった雪は・・・13センチ。鞍馬のお山は雪の中。
さむい家はいよいよ寒く。
月のように美しく
太陽のように温かく
大地のように力強く
これが鞍馬の教えの中心だった。 あたたまれるかな? (上のLIVE映像は先斗町)
支障もなくて良かったです。
普段から事故やらで何かとよく止まる線ですが、
長時間閉じ込められては辛いですね。
雪中の鞍馬寺を訪ねたいと思いますが、電車、九十九折りの山道、石段、
足元が危険すぎますね。距離的には近いですのに。
途中ケーブルで上がれましても、最後は百数十段の石段ですね。
水道が来ていないので水を汲みに行くとお話だったような…。
京都近郊の路線がいくつか止まったりと、
TVで見ました。
今朝(25日)名古屋はほんのうっすら白くなっただけでした。
鞍馬寺、その昔長~い石段を登り
京都市内を見渡した感激を覚えています。