田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北見市 温根湯温泉にて

2023-08-09 18:45:00 | 道内の旅
北見市温根湯温泉に来ています。
お墓参りのためにやってきました。
今日は午前中に「中央区高齢者講座」があったので講座を受講して(後日レポの予定)午後の12時過ぎに札幌を発ちました。
温根湯まで267km、約5時間のロングドライブは久しぶりでしたが、気持ちの良いドライブでした。
温泉に浸かって、さっぱりしてプログに取り掛かっています。
今回はお墓参りと4年ぶりに兄妹と懇親の場を持つことが、第一の目的ですが、併せて現在取り組んでいるJRヘルシーウォークにも取り組む予定です。明日は北見、明後日は網走と、私にとっては「ふるさと懐かしウォーク」です。さらに欲張って、これも懐かしい「藻琴山」の登山も予定に入れています。
ちょっと欲張った計画ですが、予定どおりとなりますか、否か??
写真はこちらへ来る途中に休憩で立ち寄った層雲峡の「銀河の滝」です。

白老にて

2023-06-10 15:20:00 | 道内の旅
白老のヘルシーウォーキングコース「ポロトの森と湖畔周遊、仙台藩陣屋跡・白老コース」(13.5km)をなんとか踏破してきました。今日もまた雨にたたられ、昨夕から今朝になっても雨は降り続いていました。ようやく午前10時近くになり小雨になったので、たまらずスタートしました。
幸い、30分くらい歩いたころから雨が止んだので、暑さにたまらずレインウェアの上を脱いでのウォークとなりました。
今日の収穫は「仙台藩陣屋跡」でした。歴史に疎い私はその存在すら知らなかったのですが、素晴らしい史跡が残されていました。
コース後半のポロト湖畔を一周するコースはなかなかワイルドでした。
湖畔を一周した後、「ウポポイ」の施設も覗いてきました。時間がないためにさーっと見ただけでした。できれば、ゆっくり再訪したいと思います。
これから札幌を目指します。ゆっくり帰ります。
写真は「ポロト湖」一周を開始して間もなく、ポロト湖が顔を出したところで湖越しに「ウポポイ」の施設が見えるところを撮ったものです。

鵡川にて

2023-06-09 15:49:00 | 道内の旅
胆振管内むかわ町に来ています。
今日、明日の二日間でJRヘルシーウォークの「いつでもウォーク」に設定されているむかわ町と白老町のコースを踏破しようとちょこっと遠征しました。
今朝早く家を出て午前9時前にむかわ町に着いたのですが、あいにくの雨と強風でとてもウォーキングを楽しむ状況ではありませんでした。仕方なく、雨が止むのを車の中でひたすら待ちました。
午後1時前になりようやく雨が上がり、それからの行動開始でした。コース12.5キロを踏破してゴールしたところです。田園風景が広がるのどかな風景でしたが、反面退屈なウォーキングでもありました。詳しくは帰宅してから写真と共にレポします。
これから白老町まで移動し、明日は白老町のコースを歩きます。時間的に余裕があればウポポイも寄ってみようと思っています。
写真は「鵜川駅」です。とても立派な駅舎なのに無人駅でした。

道東旅日記 第3日

2022-08-15 20:29:00 | 道内の旅

 走りも走ったり! 714km!

 当初予定ではもう一泊するつもりだったのですが、午後7時過ぎ、家に帰り着いてしまいました。
 本来は厚岸か、釧路で宿を探すつもりだったのですが、予定していた見学箇所をすべて終えて、厚岸に着いた時が午後2時前でした。「これは帰れるかもしれない」そう思い立ったら、もう「帰心矢の如し」です。釧路(正確には阿寒町)から高速に乗って夕張まで一気に走りました。それにしても一日に700kmオーバーとは、自分史上初ではないかと思います。自分の年齢を考慮しなかったことを反省しています。
 さて、課題の「北海道遺産巡り」ですが、順に言うと、斜里町の「朱円周堤墓」、これは「オホーツク沿岸の古代遺跡群」の構成遺産です。続いて「野付半島と打瀬舟」です。ただし打瀬舟の方は時期的なものですから残念ながら見ることは叶いませんでした。(漁の期間は6月と10月の年2回のようです)
 最後は浜中町の「霧多布湿原」です。野付半島も霧多布湿原も広大な範囲をカバーするにはドローンなどを使わないと、その良さを実感しにくいのですが、「霧多布湿原」には「琵琶瀬展望台」という、絶好の観察ポイントがありました。そこで撮ったのが今日の一枚です。
 予定にはなかったのですが、北海道遺産の第3回選定で選ばれた「蝦夷三官寺」の一つである厚岸の名刹「国泰寺」も訪れてきました。以上が本日の成果です。
 明日からまた、今回の成果を整理してみたいと思います。お付き合いください。

道東旅日記 第2日

2022-08-14 16:50:00 | 道内の旅

 今日は非常に内容の濃い一日となりました。

 まず、懸案であった父母の墓参り3年ぶりに果たせたことです。心の澱が取り払われた思いです。併せてこちらに住む二人の妹家族とも再会することが出来ました。
 今回併せて巡っている「北海道遺産巡り」の方も数多くの箇所を訪れることが出来ました。
訪れた順に書くと、「ワッカ原生花園」「ところ遺跡の森」「ピアソン記念館」「モヨロ貝塚」、そして「小清水原生花園」と実に5ヶ所もカバーすることが出来ました。
その中でも「ところ遺跡の森」が充実していたのには感激しました。実は「ところ遺跡の森」がある北見市常呂の栄浦地区には、「青年の家」があるので、何度も研修で訪れたり、レクで訪れていたのですが、恥ずかしながら一度も「ところ遺跡の森」を訪れたことがなかったのです。それくらい私は遺跡には無関心でした。何度も言うように、私は「俄か遺跡ファン」なのです。
 また、本日走行した238kmは、全てが私にとっては懐かしのワインディングロードでした。あの道も、この道も懐かしい思い一杯で走り続けました。
明日はオホーツク管内を離れ、根室管内の「北海道遺産巡り」です。
 写真は「ところ遺跡の森」内に復元されていた擦文時代の竪穴住居です。


 

道東旅日記 第1日

2022-08-13 16:31:00 | 道内の旅

道南の旅を終えたばかりなのに、今度は道東にやってきました。と言っても、今回は墓参が主たる目的の旅です。

私の父と母はオホーツク管内の某町に眠っています。そこで今回は墓参でオホーツク管内まで来たので、その前後に道東の「北海道遺産巡り」を組み込んでみました。
オホーツク管内は、いわば私のホームグランドでしたから、「北海道遺産」に指定されている物件もほとんど見学済みだったり、体験済みなのですが、未体験のものも含めて、日程の許すかぎり回ってみようと思っています。
今日は、まず「オホーツク沿岸の古代遺跡群」の構成資産の一つである「白滝遺跡群」に寄りました。といっても「白滝遺跡群」の目玉は何と言っても「黒曜石」ですが、その路頭は山奥深くで個人では行くことができない、と言われ遺跡の入り口まで行き、あとは「遠軽町埋蔵文化財センター」を覗いてお茶を濁しました。
続いて、遠軽町丸瀬布にある「森林鉄道蒸気機関車 雨宮21号」を見物しました。こちらは今まで2度も訪れ、息子と乗車体験もしているので、写真撮影だけにしました。
今夜は遠軽泊まりです。
写真はその雨宮21号です。


 

道南旅物語⑥ 函館アラカルト

2022-08-11 20:31:21 | 道内の旅

 箱館の繁栄に大きく寄与した高田屋喜兵衛、日本最古の観覧車、北海道最古の博物館、等々…。そして函館の特有の食など、これまで触れることにできなかった函館のアラカルトをレポし、このシリーズに終止符を打ちたい。          

                      

 道南の旅最終日の8月4日(木)は、旅日記で記したように事前に計画したところは全て巡り終えていたので、箱館繁栄の礎を築いた実業家・高田屋喜兵衛の足跡を巡ることと、函館で最も早く造成された都市公園の「函館公園」を巡ることとした。

 これらを巡るにあたっては、例によって「函館まちあるきマップ」を頼りにした。今回参考にしたのは№24の「近代の函館を思う~谷地頭から函館公園まで~」と№9の「北の豪商 高田屋嘉兵衛物語~箱館の繁栄の基礎を築いた高田屋嘉兵衛の足跡を辿る~」の二つのマップだった。

   

   

 まず「函館公園」である。市電の終点「谷地頭」電停からスタートし、昨日レポートした「碧血碑」や「箱館八幡宮」などを巡った後、「函館公園」に入った。「函館公園」は明治12(1879)年に開園した日本初の官民パートナーシップ方式により造成された和洋式の都市公園だそうだ。公園内には古いが故の様々な施設があった。

 まず「北海道最古の博物館」である。現役の博物館も公園内にはあるが、最古の博物館も保存状態が良く現存していた。

   

 つづいては、これも北海道最古の石造り洋式アーチ橋「白川橋」が公園内の小川に架かっていた。

   

 さらには、ちょっと古めかしい遊具が集まる「子ども国」の中に、「日本最古の観覧車」が可愛く鎮座していた。

   

 そして函館が北海道で最も南に位置していることを伺わせる「孟宗竹」が立派な竹林となって繁茂していた。孟宗竹の北限といわれているそうだ。

       

   

 最後は公園の片隅になるが、明治22(1889)年、函館市内に上水道が完成した際に、その鉄管を納入したドイツのイリス商会より記念に寄贈された「上水道開設記念噴水塔」が 現役で水を噴き上げていた。(現在のものはレプリカだそうだ)

   

 それにしても「函館公園」に来るのは2度目なのだが、以前に来た時は公園名物の桜見物だった。満開の桜に歓心するばかりで、公園内の施設になど全く関心を持ちなかったが視点を変えると見える景色も違ってくるものだということを改めて教えられた思いである。

   

   ※ 公園内のベンチもどこか明治調で落ち着いて見えますね。

 「函館公園」の見物を終え、公園の近くに点在する高田屋嘉兵衛ゆかりの建造物などを巡り歩いた。「高田屋嘉兵衛」については「函館まちあるきマップ」に次のように説明されている。「淡路島生まれの豪商。28歳のとき箱館に渡り、北前船と呼ばれる廻船業・漁場経営などの事業を手掛け、巨額の富を築く一方、外交問題に発展した「ゴロヴニン事件」の平和的解決や、私財を投じて地域貢献に尽力するなど、箱館繁栄に寄与した人物」と紹介されている。

 その「高田屋嘉兵衛」の銅像が護国神社坂と呼ばれるグリーベルト帯の中央に聳えていた。台座を含めると高さは10.5mとか。堂々とした立像だった。

   

 その前に、「函館公園」内に「高田屋の松」と名付けられた松が植わっていた。その松の木は高田屋嘉兵衛の屋敷内に植えられていたものを「函館公園」が造成された同時期に公園入口に移植されたものだそうだ。

   

 嘉兵衛の銅像が建っていたグリーンベルトを東に辿っていくと「高田屋屋敷跡」という看板が立っている。現在はただの緑地帯となっているが、屋敷が建っていた当時は広壮な屋敷だったことだろう。

   

 屋敷跡から函館港に向かってすすると、港近くには「高田屋嘉兵衛通り」という名称が目に付き、白壁の「箱館高田屋嘉兵衛資料館」が目に入る。資料館は残念ながら現在閉館中だった。

   

   

 さらに近くには「日本最古のコンクリート電柱」なるものが立っていた。ことほど左様に函館市内には由緒ある建造物などがあちらこちら点在していて、外から来た者を楽しませてくれた。

        

        ※ 日本最古のコンクリート製電柱は現役のようですね。

 楽しませてくれたというと函館発の食べ物も楽しませてもらった。それは函館圏だけでチェーン展開している「ラッキーピエロ」のハンバーガーであり、「ハセガワストア」の焼き鳥弁当である。

 私は3日の日に「ラッキーピエロ 五稜郭公園前店」でランチを摂った。何をオーダーしたらよいか分からなかったので、「№1セット」という無難なものをチョイスした。内容は「チャイニーズチキンバーガー」と「テキポテ」、「ソフトドリンク」というセットだった。ふだん私はほとんどハンバーガーは口にしないのだが、人気№1というチャイニーズチキンバーガーはまあまあの味だった。一方「テキポテ」はラッキーピエロオリジナルのものらしいが、フライドポテトにホワイトソースをかけたものだった。私の口にはあまり合わず完食できなかった。それにしても店内装飾の派手さには驚かされる。まるで店内が遊園地のようである。落ち着いて食事を楽しむには適していないが、家族連れや、若者同士でワイワイ楽しみながら食事をする向きには大歓迎だろう。

   

   

   

   

   ※ もう少し美味しそうに写さなくちゃダメですね。

   

   ※ これがラッキーピエロオリジナルの「テキポテ」です。

 そして4日のランチは「ハセガワストア ベイエリア店」の「焼き鳥弁当」だった。私が注文したのは「焼き鳥弁当(小)」だったが、感心したのは注文が入ってから串を火にかけて調理するのだ。その手間暇をかけるところが根強い人気を誇っているようだ。甘じょっぱいタレと肉、そしてご飯が絶妙のバランスだった。

   

   ※ ハセガワストアも頑張っていますが、ラッキーピエロの派手さには負けますねぇ。

   

 以上アラカルトと題して綴ってきたが、函館は歴史が古いだけに札幌では見られない魅力的な建造物や史跡に溢れ、とても数日ではカバーしきれないほどである。「隣の芝生は青く見える」とも言われるが…。札幌の街の再発見にも努めようか?との思いを抱きながら、このシリーズを閉じることにします。

 


道南旅日記 第3日

2022-08-04 17:19:58 | 道内の旅

 計画した全ての日程を消化した上、本日は予定になかった明治期の函館の豪商で、函館の礎を築いた「高田屋嘉兵衛」の足跡を訪ねて歩き、さらには箱館戦争において旧幕府軍(榎本軍)の一員として箱館の地に散った兵士たちを祀った「碧血碑」(へっけつ)も訪ねことができました。そして午前11時過ぎに函館を発ち、午後4時過ぎに無事帰宅しました。今回の走行距離は597kmでした。

   

 今回、函館の街を効率的に巡り歩くことができたのは、実は函館市観光部の助力があったおかげなのです。今回の旅に出る前に、「函館まちあるきマップ」の存在を知りました。そこで函館市観光部にそのマップを取り寄せることを依頼したところ快く依頼に応じてくれたのです。日を置かずして25コースある「函館まちあるきマップ」とその他の観光資料を我が家に届けてくれ、それを参考に計画を立てたのです。結局私は25コースの中から、今回7つのコースを効率的に巡り歩くことができたというわけです。

   

 「北海道・北東北の縄文遺跡群」巡りは私自身の趣味として、「北海道遺産」巡りは私が所属する「めだかの学校」の後期学習においてナビゲートする私自身の資料集めとして、今回の旅はとても充実したものとなりました。

 明日以降、何回かに分けて今回の旅の収穫をまとめたいと思っています。お付き合いいただけたら幸いです。

 写真は、本日巡り歩いた中から、「高田屋嘉兵衛」の銅像と、「碧血碑」です。


道南旅日記 第2日

2022-08-03 18:12:00 | 道内の旅

今日は朝から一日中函館市内を歩き回りました。

午前中は函館山々中を彷徨し、函館山に構築された明治陸軍の戦闘司令所跡や砲台跡を探して歩き回りました。函館山を2度くらい登った気分でした。
山頂にも立ったのですが、私はどうやら函館山に嫌われているようです。前回もそうでしたが、今回も山頂は霧に覆われてまったく函館の街並みを眺めることが出来ませんでした。
 


 
午後は函館の景観を一層際立たせている「函館西部地区の街並み」を見て回りました。写真映えがして、若い女性たちから人気があるのも頷けます。
 


 
その後、市電で移動して五稜郭に向かいました。五稜郭そのものは私は3度目なのですが、その後「箱館戦争の遺構」を見て回りました。詳しくは帰宅してから投稿しますが、最後に「土方歳三最期の地」碑を探して五稜郭から函館駅まで歩かされたのに見つけることが出来ませんでした。唯一の心残りでした。
ところが‼️ホテルにチェックインして、落ち着いたときに、その碑がある場所がホテルのすぐ近くあることに、気付きました。そこでさっそくその場所に向かい無事に写真に収めることができました。
これで、今回計画していた箇所に一応全てチェックすることができました。
明日は今夜検討して、午前中は何処かを見学して、午後に帰札しようと思っています。
写真は霧に包まれた「函館山頂」と外壁の派手さが際立つ「旧函館区公会堂」です。

道南旅日記 第1日

2022-08-02 15:09:00 | 道内の旅

函館市の南茅部地区に来ています。

当初の計画では、本日は「大船遺跡」を見学し、明日「垣ノ島遺跡」を見学する予定でした。
ところが、本朝予定より1時間早い午前5時に自宅を発ったものですから、「大船遺跡」の午前10時の遺跡説明会に間に合いました。
そのため、明日に予定していた「垣ノ島遺跡」の午後1時からの説明会にも間に合い、今回予定していた「北海道・北東北の縄文遺跡群」の見学予定を本日終了してしまいました。
「大船遺跡」は、竪穴住居跡もはっきりと残っている上、復元住居も建てられていて、興味深いものでした。(下の写真です)
 


それに対して「垣ノ島遺跡」の方は、〇〇跡とか、〇〇遺構とはいうのですが、それらの跡がなんとなく分かる程度のもので、訪れた者としては若干残念な思いになったのも否めません。ただ、「垣ノ島遺跡」のところに併設された「函館市縄文文化センター」は見どころたっぷりの施設でした。(下の写真は垣ノ島遺跡です)
 


結局、「垣ノ島遺跡」の説明会を終えても時間がたっぷりあったので、縄文文化センターで「勾玉」まがいの滑石を使用してのアクセサリーづくりや遺跡発掘体験などを楽しみました。
 今夜は予定どおり南茅部で泊まり、明朝函館に移動して「北海道遺産」巡りをすることにします。