高齢者の特殊詐欺被害が多発しているという。関連講座で自己診断したところ「だまされやすい」という診断結果が出た。くわばら、くわばら…。ふだんかかわりのないことには近づかないことが何より、ということを肝に銘じた。
話題は少し古くなったが、今週の月曜日、5月13日(月)は「めだかの学校」の学習日だった。
現在「めだかの学校」では「賢いシニア生活を送るために」というテーマで外部講師を招き学習を展開している。今回は4月に続いて第2回目の学習だったが「犯罪被害を防ぐ~ネット、S NSの脅威~」と題して、札幌市地域振興部の課長様の講義を受けた。
席上、「だまされやすさを測る心理傾向チェック」と題するチェックシート(図を参照ください)で自己診断を求められた。私の自己診断結果は「危険度レベル1」と出た。「危険度レベル2」ほど深刻ではなかったが、私の心理傾向が危険な傾向にあることは間違いない。このことを私は肝に銘じたいと思った。
講座では、高齢者がだまされた事例を次々と紹介された。すると「自分がだまされるわけがない」と考えていた高齢者がいとも簡単にだまされた事例が多いことが一つの傾向のようだった。講師は云う。「相手は人をだまそうとしているプロです。私たち一般人が敵うわけがありません」と…。
私は先の心理傾向チェックにおいて「だまされやすい」心理傾向にあると自己理解しているので、「危ういものには近づかない」ということをこれまで以上に自分自身に徹底したいと思う。
最近の詐欺被害の事例のほとんどは “電話” を介したものである。お金に関する話が出るなど “おかしい” と思った時にはすぐに相談をしましょう!注意を受けた。そして下のように相談先として「警察相談ダイヤル」♯9110を紹介された。
講義を終えた後、「めだかの学校」の会員だけで話し合いの場をもった。その中で各々の生活を振り返った。会員のほとんどは現在のところ危険な事例を体験した方はいらっしゃらなかった。また、スマホの使用事例も通話と調べものに使用するくらい、ということであまり危険は感じてはいないようだった。
しかし、それがある意味危険なのかもしれない。私は「いつ危険な場に遭遇するか分からない。身近に危険が潜んでいると考え、危ういものには近づかないことを徹底しませんか?」と呼びかけた。
「賢いシニア生活を送るために」の講座はこれからも続く。危険を回避し、安全な老後を送るために互いに学び合っていきたいと思っている。