総勢60名の大編成の迫力あるサウンドを楽しみました。「レ・ミゼラブル」や「キャンディード序曲」といった耳馴染みのある曲も織り交ぜながらの2時間のステージは迫力一杯のステージでした。
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昨日(2月22日)午後、北翔大学札幌円山キャンパスにおいて、「北翔大学ウィンドオーケストラコンサート」が開催されたので駆け付けました。札幌円山キャンパスは我が家から近く、時折り学生さんたちの発表会等が開催されるので、できるだけ駆け付けるようにしています。
渡されたプログラムによると、「北翔大学ウィンドオーケストラ」は、教育学科音楽コースの「合奏」を履修している学生によって構成されているそうです。いわば音楽合奏を専門に学んでいる学生ということでしょう。メンバーの中にはもちろん4年生も多く、彼らにとってはこのオーケストラで演奏するのが最後の学生(11人)も加わっていました。
反対に、今春新たに北翔大学教育学科に入学予定の9名も「入学前プログラム」という形で加わっているということでした。
当日演奏された曲目は次のとおりでした。
【第1部】
◆ R.ガランテ/レイズ オブ ザ サン
◆ J.V.ロースト/カンタベリー コラール
◆ C.ミシェル・シェーンベルク/ミュージカル「レ・ミゼラブル」より
【第2部】
◆ L.バーンスタイン/キャンデード序曲
◆ G.ガーシュイン/パリのアメリカ人
こうして演奏曲目を並べてみると、純粋のクラシック曲というよりは、セミクラシックといった曲目のラインナップのように思われます。
演奏は、学生たちを日常的に指導されている教育学科音楽コースの教授・千葉圭説氏の指揮で演奏されました。
コンサートは前述したように迫力あるサウンドで、私たち聴衆を楽しませてくれました。ただ、ちょっと気になったところもありました。
それは私の耳には、どうしても音に雑味(こんな音楽用語があるのかは知りません)のようなものを感じられたのです。私にはそのことが気になりました。
音楽の専門的なことなど全く分からない私が感じたことですから、あるいはまったく的外れのことかもしれません。
いずれにしても千葉教授によると、音楽コースで学ぶ学生は、将来音楽教員を目ざしている学生と聞きました。大学で学んだことを教育現場で思う存分に発揮して後輩たちを導いてほしいと思います。