路上に溜まっていた微砂利を取り除くと、歩道上はスッキリとした表情に変身した!私たち「近美を愛するブリリアの会」は、本日朝、今年の活動を開始した。
※ 枯葉や微砂利が取り除かれスッキリとなった道立近代美術館前の歩道です。(アフター)
北海道では冬の間、路上を凍って滑りやすくなるため砂利を細かく砕いたもの〈それを微砂利と称している〉を散布して滑りにくくしている。雪が解けてしまうとその微砂利が路上に残り、見た目も良くなく、歩いていて不快である。その微砂利を本日早朝、ブリリアの会の会員の方々と一緒に清掃して、路上をスッキリとさせ、私たち自身もスッキリとした思いになった
※ 清掃活動中のブリリアの会の会員です。本日は7名の参加でした。
私たちは近くに北海道立近代美術館があり、その前の路上が雑草やゴミで汚れているのを見て、何とかしたいと立ち上がったグループである。グループを結成して今年で12年目。以来、夏の早朝おおよそ2週間に1度くらいの割合で美術館前の路上の清掃活動を続けてきた。ここ数年は活動開始を4月1日と決めていたが、今年は春が来るのが早かったせいもあって、路上の微砂利が気になっていたこともあり、例年より2日早めて今朝第1回目の活動を行った。
※ 清掃前の路上の様子です。微砂利が路面全面を覆っています。(ビフォー)
路上は微砂利だけではない。昨秋から溜まっていた落ち葉が大量に積もり重なっていた。微砂利はゴミとしては出せないので、路上のところどころに積み重ねて置き、あとは道路清掃車に持っていってもらうことにするが、落ち葉やゴミは札幌市から配布されているボランティア袋に入れて提出することになっている。今日はそのボランティア袋だけで15袋にもなった。
※ 写真では目立たなかった枯葉がボランティア袋15袋も集まりました。
それにしても微砂利は重かったぁ…。いつもの落ち葉やゴミとは違う。竹ぼうきで掃くひと掃き、ひと掃きに力がいるのだ。わずか100m程度の路上だが、終わった時には微砂利の小山が何個も出来ていた。清掃が終わった時にはスッキリとした気持ちになったが、私の身体はすっかり疲れ果ててしまった。そのため私はその後、午前中は何もできずに寝入ってしまったのだった…。
※ 微砂利の小山が写真のように何個もできました。
事程左様に私たちは発足から12年が経ち、それぞれが年齢を重ねて老人と呼ばれる年代になった。ブリリアの会に新しい人が加入してくれれば、世代交代をお願いするのだが、今のところその望みも叶いそうもない。今の私はもう開き直って「たとえ腰が曲がってしまっても、体の動くうちは続けましょう!」と会員の方々に呼び掛けている。今年もまた2週間に1度の割合で近代美術館前の歩道の清掃活動を続けようと思っている。
凍結路面に撒く砂利は春になってかき集めると、こんなにも多くの量になるのですね
この量を集めるのは大変な作業かと思われますが、ボランティアの方たちの活動によって景観が保たれているのですね
冬の間に撒かれる微砂利が意外に多いことに驚いています。枯葉などと違い、微砂利は重たくてけっこう大変でした。
まったく細やかな活動ですが、子れからもできるかぎり続けていきたいと思っています。
激励ありがとうございます。