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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 139 麺や けせらせら

2022-01-29 20:43:42 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 黄色みがかった濃厚な鶏白湯スープは、うわさ通りの絶品スープだった。店名「けせらせら」とはずいぶん脱力系の店名だが、なんのそのその語義どおりうまく回転しているようだった。

   

 25日(火)、「百合が原緑のセンター」にスプリング・エフェメラルを観賞に行った際、昼食をどこにしようと考えた時、ネット上で北区のラーメン人気ランキングTOP20を検索すると、そのトップにランクされていたのが今回訪れた「麺や けせらせら」だった。それを見て迷うことなく「けせらせら」に行こうと決めた。

 店を探すのにやや戸惑ったが、心配していたとおり駐車場は満杯だった。ラーメン店なので回転は速いと考え、少し待っていると思惑通り駐車場が空き入店することができた。店内は意外に狭く、座席数も14席と少なかったがスタッフは厨房に2人、フロアと洗い物担当に2人が配されていた。

   

※ 私のところから厨房で細心の注意を払いながらスープを作っているところが伺えました。

   

※ 店内はなんとなく、以前には違う種類の飲食店が使用していたのではないか?とうかがえたのですが…。

 食券は券売機で購入するシステムで、塩が評判だったので私が塩チャーシュー(980円)、妻が塩(780円)を注文し、スタッフの案内でカウンターに腰を降ろした。お客さんはこの時、確か私たちを除いて先客6人が在店していた。

   

 席からは厨房が覗けたが、スタッフが細心の注意を払いながらスープを仕込んでいるのが見えた。と思う間もなく、席に塩チャーシュー麺が運ばれてきた。塩のスープというと透き通ったスープが一般的だが、ここのスープは透明ではなく黄色がかった濃厚さが漂うスープだった。そのスープをまずは一口。これが旨かった!トロっとしたスープが心地よく喉を通り過ぎた。

   

※ 妻が食した塩ラーメンです。

   

※ 私の方のチャーシュー塩です。

 続いて麺に移った。うーん、麺はストレート麺だったがスープほどの感激は残念ながらななかった。その点について麺通の方々がいろいろと語っているが、私にそれを語る資格はないので面については通過したい。

   

 チャーシューについては、実は私はそれほどチャーシューにはこだわっていない。この日は券売機で「塩」を選んだつもりが押し間違えてしまいチャーシュー麺になってしまった。しかし、そのチャーシューは柔らかく、味付けも適度な塩加減でとても美味しかった。総じてとても満足した一杯だった。

  店には客が途切れることなく、次々と訪れていてさすがに人気店だなぁ、と思わされた。

 なお、店名「けせらせら」とは「なるようになる」というような意味もあるが、調べてみると「物事は勝手にうまい具合に進むもの。だからあれこれと気を揉んでも仕方がない。成り行きに任せてしまうのが良い」との意味があるようである。「成り行きに任せる」なんてとんでもない。いろいろと創意工夫をされ、絶品のスープづくりをしていることが伺わせらたお店だった。また機会 があれば訪れてみたい。

   

【麺や けせらせら 概要】

札幌市北区太平7条5丁目2-5

電  話   011-771-5246 

営業時間   〈金~火〉

       11:30~15:00

       17:30~20:00(スープがなくなり次第閉店)

       〈水〉

       11:30~15:00(スープがなくなり次第閉店)

定休日    木曜・第三水曜日

座席数    14席(カウンター6席、小上がり4×2席)

駐車場    有(店前 4台)

入店日   ‘22/01/25



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