私的に’21を振り返るPart Ⅲは、受動的に楽しんだ分野として【どんなステージを堪能したか】、【どんな映画を観たか】そして【どんなスポーツイベントを観戦したか】について振り返った。このカテゴリーもコロナ禍の影響を被ったカテゴリーだった…。
【どんなステージを堪能したか】
◆高校演劇 Special Day(札幌市立啓北商業高校演劇部「ラフ・ライフ」)カナモトホール 1/08
◆PMF Connects LIVE❣豊平館 Ⅱ(札響メンバーによる弦楽五重奏 気軽な曲多し)1/29
◆ひなまつりコンサート in かでる(「ランス室内楽団」5人によるクラシック)かでるロビー 3/03
◆PMF Connects LIVE! in クリエイティブスタジオ(PMF修了生4名による弦楽四重奏)3/27
◆おバカな高校演劇対決 FINAL(大阪精華高校と道内高校の演劇部の対決)教育文化会館 3/28
◆「吉幾三コンサート」札幌芸術文化ホールhitaru 7/08
◆PMFクラシックLABO(指揮者・原田慶太楼の司会でオーケストラの秘密の紹介)Kitara 7/22
◆札幌国際情報高校吹奏楽部定期演奏会(ダンス&プレイが有名なコンサート)hitaru 8/10
◆古舘伊知郎のトーキングブルース(機関銃のように発する古館節を堪能)札幌市民ホール 8/26
◆札幌交響楽団第640回定期演奏会(札響誕生60周年記念 シューベルト「未完成」他)Kitara 9/12
◆札幌市資料館「朗読と語りの集い」(山の手図書館ボランティアの方々の読み聞かせの会)11/02
◆札幌交響楽団クラシック&ポップスコンサート(北海道信用金庫主催、現太茂夫指揮)Kitara 11/03
◆かでるロビーコンサート(ポピュラーピアノ奏者・佐々木朱希子さん)かでるロビー 11/05
◆「札響の第九」ⅩⅢ(今回で連続13年目の鑑賞。指揮者の広上淳一氏の指揮が印象的)hitaru 12/11
◆札幌市民ギャラリーウインターコンサート(ソプラノ月下愛美、ピアノ小板橋沙里のデュオ)12/11
◆NHKクリスマスクラシックコンサート(N響6人のメンバーによるコンサート)hitaru 12/22
ステージ関係はコロナ禍のために特に夏季間は軒並み各種公演が中止になるなどで大変な一年だったが、私のステージ鑑賞も例年に比べるとその回数は少なかった。特に今年はPMF関係のチケットを手配していたのだが、一つの公演(クラシックLABO)を除いて軒並み中止となったのが痛かった。そんな中、思い出に残ったのは「古館伊知郎のトーキングブルース」であり「札響の第九」だった。吉幾三の衰えない歌声も印象に残った。
【どんな映画を観たか】
◆「レ・ミゼラブル(2012)」(ミュージカルの映画化。英米合作)B S放送 1/19
◆「ウェストサイドストーリー(1961)」(ご存じミュージカル映画の不朽の名作)BS放送 1/26
◆「ドクトル・ジバゴ(1965)」(上映時間197分の長編。ロシア革命が背景)BS放送 1/26
◆「アイガー北壁(2008)」(ドイツ映画。実話を扱った悲劇)BSテレビ東京 2/17
◆「卒業(1967)」(ダスティン・ホフマンの出世作、S&Gのヒット曲)BS放送 3/01
◆「黒部の太陽(1968)」(三船敏郎と石原裕次郎が共演した大作)BS放送 3/10
◆「ダーティハリー 1(1971)、2(1973)」(クリント・イーストウッドの出世作)BS放送 3/15
◆「ダーティハリー 3(1976)、4(1983)、5(1988)」( 〃 の代表作)BS放送 4/03
◆「ミリオンダラー・ペインビー(2004)」(クリント・イーストウッド主演)レンタルDVD 4/18
◆「レスラー(2008)」(レスラーとして衰えてゆく肉体との向き合わねばならない哀しみ)DVD 4/28
◆「大脱走(1963)」(実話をもとにした捕虜収容所からの脱走劇。マックウィーン主演)BS放送 5/09
◆「ベンハー(1959)」(戦馬車競走が印象的なチャールトン・ヘストンの代表作)BS放送 5/16
◆「東京家族(2013)」(山田監督による、小津安二郎の「東京物語」のリメイク版)BS放送 5/21
◆「エデンの東(1955)」(ジェームズ・ディーンはこの映画でスターダムに躍り出た)BS放送 5/28
◆「スタンド・バイ・ミー(1986)」(青春期の甘酸っぱい思い出を描いた名作)NTV系放送 6/07
◆「ラストエンペラー(1987)」(歴史に翻弄された中国最後の皇帝溥儀を描いた作品)BS放送 6/15
◆「アラビアのロレンス(1962)」(イギリスのアラブ世界統治を扱った巨編228分)BS放送 6/29
◆「大地の侍(1956)」(仙台・岩手山藩・伊達邦直が北海道に移植して苦闘した物語)北洋銀行 7/13
◆「史上最大の作戦(1962)」(戦争映画のため敢えて白黒映画で制作した)BS放送 7/28
◆「キネマの神様(2021)」(映画館での観賞、山田洋次監督の最新作)ユナイテッドシネマ 8/11
◆「ポセイドン・アドベンチャー(1972)」(転覆した豪華客船からの脱出劇)BS放送 8/15
◆「エアーフォースワン(1997)」(アメリカ大統領専用機の乗っ取り事件からの脱出劇)BS放送 8/17
◆「シャイン(1996)」(精神を病んだピアニストの物語。ストラリア映画)BS放送 8/22
◆「男たちの挽歌 Ⅰ(1986)& Ⅱ(1987)」(香港の裏社会の組織を描いた映画)BS放送 8/28
◆「花のあと(2010)」(藤沢周平原作、北川景子24歳時の主演、その美貌が際立つ)BS放送 9/01
◆「暗くなるまで待って(1967)」(オードリーヘップバーンの晩期の主演作品)BS放送 9/07
◆「オリエント急行殺人事件(1974)」(アガサクリスティ―原作の映画化)BS放送 9/23
◆「夕陽のガンマン(1965)、続・夕陽のガンマン(1966)」(C・イーストウッド主演)BS放送 9/30
◆「武士の一分(2006)」(めだかの学校の映画会、藤沢周平原作、木村拓哉主演)かでる2・7 10/11
◆「日高線と生きる(2021)」(日高線廃線に伴う沿線住民の表情を描くドキュメント)サツゲキ11/05
◆「たそがれ清兵衛(2002)」(藤沢周平原作、山田洋次監督、真田広之主演)かでる2・7 11/08
◆「クリフハンガー(1993)」(シルヴェスター・スターローンの新たな魅力が…)BS放送 11/19
◆「80日間世界一周(1956)」(1870年代に世界各国を巡るロードムービー的映画)BS放送 12/01
◆「山猫(1963)」(イタリア・シチリア島の貴族が時代と共に没落する様を描く)BS放送 12/12
◆「小川の辺(2011)」(めだかの学校映画会、藤沢周平原作、東山紀之主演)かでる2・7 12/13
◆「クナシリ(2021)」(国後島の現実を誇張せずに写し出したドキュメンタリー映画)サツゲキ12/17
コロナ禍の中で圧倒的に増えたのがこの映画観賞である。といっても昨年からは DVDレンタルやTV放送の録画を家中で観る形での映画観賞になってしまった。私は基本的には、場内を暗転して大きなスクリーンで観るのを本来の映画観賞と考えているのだが、昨年、今年と戸外に出ることを自粛しなければならない事情の中では止むを得ない措置としてのTVでの映画観賞だった。そんな中で一つの発見があった。BSプレミアムを注意深くチェックするとかなりの名作を放映していることか分かった。「ベスト3を挙げよ」と言われてもどれもが印象深く絞ることができないというのが本音である。CMが挿入されずに映画に没頭できるBSプレミアムの映画は狙い目である。これからも楽しみたいと思っている。
【どんなスポーツイベントを観戦したか】
◆フットサルFリーグ観戦(北海道 vs ボルクバレット北九州 2対3の惜敗)きたえーる 1/17
◆プロバスケB1リーグ観戦(レバンガ北海道VS広島 82対76で勝利)きたえーる 3/06
◆プロ野球観戦(日ハム vs ソフトバンク 0対7の敗戦 息子と観戦)札幌ドーム 4/06
◆東京五輪競歩競技観戦(男子20キロ、池田銀メダル、山西銅メダルの大健闘!) 8/05
◆東京五輪マラソン競技観戦(男子の部、大迫選手が健闘第6位に入賞!)8/08
◆プロ野球観戦(ダイヤモンドシートで対オリックス戦を観戦 3対1で日ハムの勝利)札幌ドーム8/30
今年はこの分野も大幅に観戦数が減ってしまった。特にプロサッカーJ1を一度も観戦しなかったのは札幌に住居を移して初めてのことだ。観戦者数が抑えられたことで、シニア券の発売がなかったことと、「DA ZN」と契約したことで、TV観戦で満足したところがある。まだ “コンサドーレ愛” は冷めていないつもりなので来年は機会があればスタジアム観戦も復活したいと思っている。スタジアムでの観戦は減ったが、TVではオリンピック、サッカーWC予選などかえって例年より増えた感のある今年一年だった。