田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

EZO音楽祭2024

2024-02-07 16:14:28 | ステージ & エンターテイメント
 EZO = 蝦夷、すなわち北海道で活動するミュージシャンの祭りにしよう!そんな意気込みから始められた催しのようである。毎年「さっぽろ雪まつり」の時期に開催される音楽祭を楽しみにしていて、今回も2日間にわたって開催された音楽祭を楽しんだ。
     
 深々と凍れる札幌の夜の札幌時計台ホールにおいて、「えぞおん実行委員会」が主催して毎年「さっぽろ雪まつり」と時を同じくして北海道内で活躍するミュージシャンが集まり、「EZO音楽祭」を開催している。今年も2月3日・4日と二日間にわたり、計8組のミュージシャンがステージを飾った。
 この音楽祭は、出演ミュージシャンの一人でもある浅井のぶさんが、道内で活動するミュージシャンに声をかけ毎年実施されているものである。開催は数えてなんと45回目だという。私は17年前に札幌に来てからこの音楽祭のことを知り、都合がつくかぎりこれまでできるだけ参加するようにしてきた。なお、浅井のぶさんは市内北区のほうで音楽喫茶を経営していると聞いたことがあった。またあるとき、彼が北見市出身ということも伺った。
 さて今回の出演ミュージシャンは、
 ◆2月3日(土) ※出演順
  ◇Jouney Rerson
  ◇松本耕平
  ◇種市直樹 サポート西岡俊明
  ◇佐々木幸男(スペシャルゲスト)
    
◆2月4日(日)
  ◇島みやえいこ
  ◇浅井のぶ
  ◇濱谷一助
  ◇山木康世(スペシャルゲスト)
    
 というラインナップだった。出演したミュージシャンはいずれもがシンガーソングライターで、自ら作詞作曲をしながら音楽活動をしている方々である。この中で、私が知り得た札幌以外のミュージシャンは「Jouney Rerson」の二人組は小樽市を、また「濱谷一助」は函館市を中心に活動しているとのことだった。また、「松本耕平」は埼玉出身で、この時期札幌に遠征(?)して活動中ということのようだった。他の方々は全て札幌市を中心に活動している方々だった。
 出演者の中で二人に「スペシャルゲスト」と注釈を入れたが、二人とも若い頃には全国的に名を成し、共に70代を迎えてもなお現役として活躍しているお二人ということで、音楽活動自体も50年を超えているということである。
 佐々木幸男は「君は風」がヒットしたことで私もその歌声を若い頃耳にしたことがあった。
 そして、山木康世は「ふきのとう」というフォークデュオでデビューし「白い冬」、「初夏」、「風来坊」など数々のヒット曲を世に放ったことで知られている。
 二人のステージは、それぞれ長年の音楽活動で培ったいわゆる “いい味” を感じさせてくれたステージだったが、特に山木氏は自らの歌だけではなく他のシンガーに楽曲も提供していたということで、あの武田鉄矢率いる「海援隊」のヒット曲「思えば遠くへきたもんだ」も山木氏の作曲だそうで、今回のステージでは自らその歌を披露してくれた。
 その他で気になったシンガーとしてはがなり立てるような歌声でメッセージ風の歌詞を連発する松本耕平の歌声が気になった。
 また、函館から来札した濱谷一助の渋い歌声も聴く人を惹き付ける魅力を携えていると思わせてくれた。
 音楽にもいろいろなジャンルがあることを改めて教えられた思いを抱かせてくれた「EZO音楽祭」だった…。


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