田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

圧巻!感動!全開エール!2023

2023-11-21 13:29:52 | ステージ & エンターテイメント
 高校生らの若人が札幌ドーム内に放つブラスの音は圧巻だった!7団体510名にも上る若者たちがコロナ禍を乗り越え、歓びに満ち、弾ける笑顔で演奏する様は、聴いている私たちにも伝わり、会場は興奮のるつぼと化した。
     
 11月19日(日)午後、札幌ドームにおいて札幌ドームが主催したという音楽イベント「全開!エール2023」が開催された。出演したバンドは登場順に、①旭川明成高校、②旭川商業高校、③札幌白石高校、④DYE MARCHING BAND、⑤旭川永嶺高校、⑥札幌国際情報高校、⑦苫小牧駒大高校の7団体だった。その数総勢510名だったそうだ。
 札幌ドーム内はいわゆる「新モード」と称してドームを黒幕で半分に仕切った収容2万人程度を想定する会場だったが、フロア部分には客席を設けず、出演者が縦横に動き回れるステージとして設定されていた。
 出演バンドはどのような基準で選ばれたのだろうか?高校吹奏楽界の現状には不案内だが、札幌白石高校は純粋に吹奏楽のレベルの高さを評価されたのだろうか?札幌国際情報高校は、「ダンス&プレイ」バンドを標榜し、コンテストなどには出場せずに独自路線を歩むことで人気を誇る団体である。また、苫小牧駒大高校はそのレベルの高さが広く知られ、高校野球の応援などではいつも話題を集めるバンドである。旭川の三校について、やはり「音楽の街旭川」を代表する三つの高校ということで選ばれたのだろうか?と高校吹奏楽界について知識の無い私は思ったのだが、あるいは別の理由があったのかもしれない。
 唯一、社会人バンドとして招待された「DYE MARCHING BAND」は、社会人バンドとしてマーチングコンテストなどに出場していると聞いた。おそらく道内の社会人マーチングバンドとして唯一無二の存在なのかもしれない。
※ 人員は少なかったが、唯一出演した社会人グループの「DYE MARCHING BAND」のパフォーマンスです。

 イベントの第1部は、それぞれの団体(高校)がそれぞれ演奏する形で前記したような順で演奏を披露した。 
※ 北海道新聞が伝える当日の「全開エール!2023」の様子です。

 それぞれの団体(高校)の演奏に対する個々の評価は避けることにするが、さすがに選ばれた団体である。どの団体の演奏も素晴らしいものだった。その演奏に音響効果が付き、光の演出があり(そのため写真の出来はイマイマだったが)、6,000人を超えたという聴衆は大盛り上がりだった。
※ ご覧のように観覧席はほぼ満杯の状態でした。

 中でも印象的だったのは、いつもより広いステージを用意された札幌国際情報高校のダンス&プレイは圧巻だった。広い会場に180名を超えるプレイヤーが所狭しと、隊形を変えながら演奏する様はいつも以上に素晴らしいものだった。(私は過去に彼らの演奏を4回ほど聴いている)
※ 札幌国際情報高校のダンス&プレイはいつもより広々としたフロアで伸び伸びと演奏し、動いていました。

 第2部は、7団体合同のステージだった。さすがに初めは7団体を二つに分けた形での演奏だったが、最後は500名を超える出演者全員によるフィナーレとなり、会場の方々に、若者たちに、「エール」を送る楽曲が次々と演奏された。「栄冠は君の輝く」、゜勝手にシンドバット」、「愛は勝つ」、「風になりたい」、「アジアの純真」と……。
※ 第2部は出演者が一同が会して大変な迫力でした。

 若さを爆発させた彼らの演奏を見、そして聴かせてもらい、私たちもおおいにエネルギーを注入された思いで札幌ドームを後にした。


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