円山西町は坂の街である。藻岩山麓通を挟んで両側に広がっているが、どちらも急坂に住宅街が広がっている。雪が降る冬季など車に運転には相当苦労するのでは?と思うのだが、そんな一見不便な街に高級そうな住宅が目立った。
ちょっとぶらり散歩にのってきたのかな?特別に目的もなかったが、円山西町界隈を歩いてみようと思い立った。円山西町は円山の麓に広がる街であるが坂の街としても知られている。
かなりの急角度で上る道を歩いている時、私は7年前に訪れたニュージーランドのダニーデン市にある「ボルドウィン・ストリート」を思い出していた。「ボルドウィン・ストリート」は世界一急な坂道と称されていたが、円山西町の坂もそこに劣らないような急坂だった。
急坂の多い円山西町
何はともあれ、本日撮ってきた写真をご覧いただこう。必ずしも上手く撮ったとは言い難いが、それなりに急坂であることはお分かりいただけると思う。特に幌見峠に向かう、「西円山病院」を目ざしたときは距離も長かったために、私にとっては完全に登山モードであった。
ユニークな家が…
坂が多く、冬季に雪が降ったらさぞ車の運転には苦労するのでは?と思われるのだが、高級そうな住宅が目立った。宅地が平坦ではないため、さぞかし建築費は割高とも思えるのだが…。円山ブランドのせいだろうか??ここでは高級そう、というよりは私から見てユニークに思えた三つの住宅を紹介したい。
まず、遭遇したのは窓がまったくない家である。コンクリート打ちっぱなしの壁にブラウンのペンキを塗っただけの家である。あるいは死角となっていた裏側に窓を取り付けているのだろうか?太陽光を排して、人口の光で室内を演出しているのかもしれない。
続いては超豪華そうな家に遭遇した。道沿いにコンクリートの壁が目隠しのように立てられているのだが、その向こうには大きなガラス面をもった広い住宅が広がっていた。一見会社の保養施設か研修施設にも見えるが、ガレージが2台分くらいしかなかったので、おそらく個人用に住宅なのでは、と思われた。
最後は住宅の屋根が球形になっている住宅が目に入った。私設天文台?と思ったのだが、よく見てみると屋根が割れるようにはなっていなかったので、天文望遠鏡などは使用できそうには見えなかった。(私にはそう見えなかっただけで、あるいはパカッと屋根が割れるようになっているのかもしれない)私設天文台でないとすれば、プラネタリウムを投影するための天井なのだろうか?? 私は今日同じような球形の屋根を持った住宅をもう一軒目撃した。
明日もまた円山西町をレポしたい。