前回の枝垂れザクラめぐりから4日おいて、いよいよ最終章です。今少し後に満開の時が来そうなところあったが、ほとんどは今がピークという感じだった。巡り歩いた3ヵ所の本日の枝垂れザクラの様子をレポします。
【円山公園の枝垂れザクラ】
以前からやや小ぶりの上に、最も開花が遅れているとレポしてきた円山公園の枝垂れザクラもようやく見ごろを迎えていた。今シーズンはこれで見納めとするが、後5年もすると樹高もそれなりとなって見栄えもするのではないかと思える。その時まで健康寿命を保ち、見栄えする円山公園の枝垂れザクラを見届けたいと思っているのだが…。
【中島公園の枝垂れザクラ】
私が札幌市内で最も見応えのある枝垂れザクラだと記した、中島公園の日本庭園内にある枝垂れザクラはすでに盛期を過ぎて葉桜状態となっていた。
ところが先日30日、キタラであったコンサートに行った際に、キタラに向かう沿道に一本の枝垂れザクラを見つけた。その様子が気になって本日訪れたところ、こちらは満開状態だった。水辺に植わっているのだが、残念ながら水面に映える枝垂れザクラとはなっていないところが残念だった。
【北大構内の枝垂れザクラ】
3度も訪れることになった北大附属病院前の枝垂れザクラは、ようやく見頃を迎えたという感じだった。それでも開花度は8分咲きくらいか?ここの枝垂れザクラはそれなりの大きな樹なのだが、やや優美さに欠けるように感じられる。せっかくの大樹なのだから、周りの整備が必要に思うのだが…。
続いて、北大総合博物館横の枝垂れザクラを観察した。こちらも見ごろを迎えていたのだが、先日も報告したが何故か樹高が高く、花が付いている位置が私たちの目線よりかなり高いところ位置しているのが残念に思われる。成長過程で異常に樹高が発達してしまったのだろうか?
以上、3回にわたって札幌市内の主な枝垂れザクラを巡ってきた。同じ枝垂れザクラでも場所が違ったり、あるいは種に違いがあるのだろうか、開花度に差があることが分かった。
枝垂れザクラは他のサクラと違い、サクラの花が優雅に垂れ下がっているところが他のサクラにはない特長であり、そこが私に興味を抱かせる。来年も枝垂れザクラを追ってみたい。