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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

文化の日カルチャーコンサート in 資料館

2023-11-06 11:47:48 | ステージ & エンターテイメント
 スタンダードジャズのクァルテット、フルート4本の懐かしのメロディーと、肩の凝らない曲の数々にリラックスして演奏を楽しませてもらった文化の日のコンサートだった。

     
 11月3日の文化の日の午後、札幌市資料館では「文化の日カルチャーコンサート」が催された。この催しはけっこう人気があって、今年申し込んで3年越しにようやく入場券がゲットできたコンサートだった。
 この日の出演はクラリネット、ピアノ、ベース、ドラムのクァルテット「always modest」によるスタンダードジャズの演奏と、フルート4本と途中からベースとパーカッションが加わって演歌、アメリカ民謡、Jポップと何でもござれで懐かしメロディーを聴かせてくれた「アンサンブルさっぽろフルーツパフェ」の二つのグループが共演するコンサートだった。
 「always modest」は上述したように4人組の演奏だったが、曲によってクラリネットが外れトリオによる演奏も数曲あった。しかし、グループの中心はクラリネットの方ではないかと思われた。クラリネットが入ると、完全にクラリネットがリードしていたし、曲によってはボーカルも披露していたからだ。
  
 披露してくれた曲目は次のとおりである。
 ◇ Take the A Train
 ◇ Undecided
 ◇ Memories of You
 ◇ What A Wonderful World
 ◇ On Green Dolphin Street
 ◇ I Got Rhythm
 ◇ ウィスキーがお好きでしょ
 ◇ I’ve Never Been in Love Before
 ◇ Bei Mir Bist Du Schon
 ◇(アンコール)明るい表通りで
 傑作だったのは、ルイ・アーム・ストロングのヒット曲「What A Wonderful World」を演奏した際、それまで爽やかな声でMCをしていた彼が、突然アームストロングのようなしゃがれ声で歌い始めたことだった。長年の鍛錬がそうしたしゃがれ声の発声を可能にしたということなのかもしれない??
いずれもしてもジャズのスタンダードナンバーを熟練の技で聴かせてくれたグルーブだった。
        
 続いて女性4人組の「アンサンブルさっぽろフルーツパフェ」が登場した。彼女たちは40~50代に見える女性たちであったが、おそらく高校、大学時代にフルートに親しんだ方で結成したグループではないかと思われた。グループ名については確か「フルートの複数形がフルーツとなることから発想を飛ばしてフルーツバスケットと命名した」というようなことを自己紹介していたが、聴き覚えなので確かなことは言えない。
 彼女らの選曲は次のとおりであるが、ご覧のようにクラシックあり、演歌あり、アメリカ民謡あり、ジャズあり、Jポップありと何でもござれである。このあたりが彼女らの人気の秘密なのかもしれない。
 ◆ 4本のフルートのための組曲「フルーツパフェ」より チョコレート・ダモーレ
 ◆ フォスターメドレー
 ◆ パート・オブ・ユア・ワールド(リトル・マーメードより)
 ◆ ワン・ノート・サンバ
 ◆ ラブ・ストーリーは突然に
 ◆ 石川さゆりメドレー(津軽海峡・冬景色~天城越え)
 ◆ バードランドの子守唄
 ◆ 情熱大陸
 ◆ (アンコール)いい日旅立ち
 演奏された曲はどれということなく全てが安定した演奏が印象的だったが、私的には2曲目の「フォスターメドレー」が特に気に入った演奏だった。
  

  
 それにしても解せないのが、彼女らのステージ衣装だ。いったいどのような意味があるのだろうか?聞いてみたいと思ったがチャンスがなかった。
 きっと何か意味があるような気がしてならない。いつかチャンスがあったら聞いてみたいと思うのだが…。


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