鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

友釣りで「負のループ」を避けるために、

2017-04-07 16:20:17 | 思いつくまま

    

 いやあ、参った、この暖かさには。 さしもの寒がりの私でもこの分ではもうコートは不要ではないかとさえ思ってしまいました。 でもまだ正直なところコートは手放せませんが、少なくとも薄くは(薄いコートに)しています。

  

 朝方は曇り空、時折大粒の雨がパラパラと落ちてきたりはしましたが、大したことなくすみホットしたところでした。その後は風がないから余計に暖かさを感じた次第です。 また東北楽天が3-1で最強のソフトバンクを打倒したりもしたもので、否が応でも気分は高揚し体の内部から暖かくなります。目下のところパリーグでは堂々の首位ですから!胸を張って宣言できます。

            

 桜が咲いているのはこの付近ではまだ見ていませんが、午後ラジオを聞いたところによると桜の開花宣言がなされたようなことを言っていました。さもありなん、そうだろうな、これだけ温かくなれば桜も咲くだろうよ、咲きたくなるだろうとひとりごちしたくもなります。

  

 午後から中高併設校の入学式に参加してきました。中学生が33人、高校生が244人だったかな。式場への入場の時は何とも初々しくて見ていてもいいものです。誓いの言葉を最後の方で述べましたが、中学生代表の男子は第一声を聞いて新鮮な驚きでした。

        

 まだ変声期前の言葉だったからです。男ならとっくに?変声期が終わっているだろうなんて勝手に思い込んでいましたが、考えるまでもなく、つい2,3週間前は小学生だったのです。こういうところからも客観的にものを見、考えるということの難しさを感じます。

 

  いやあそれにしてもいい天気です。ノンアルコールビールを飲みたい気分です。5日の最高気温が17.0度、昨日6日は19.1度(帰りの夜の車からの外気温は15度でした。)、そしてきょうは20度を超えたようです。でもこのまますんなりとは春爛漫とはならないようです。一喜一憂しながら、自然と対話しながら人間も自然も変わっていくのでしょうか。 

(分流のカモのシンクロ) 

  きょうの広瀬川は嬉しいことに水量が増えていました。雪解け水のせいでしょうが、それでも少しは強くなった広瀬川の流れを見ていると嬉しくなります。分流でもはっきりとせせらぎの音が聞こえてくるのは嬉しいものです。川が生き返ったように思ってしまいます。

                          

 分流の上流部ですが、こんなに水量があるのは本当に久しぶりのことです。

 

                

本流は平水よりも多い水量と言っていいでしょうか。当然濁りはきついですが、今の時期なら当然のこと。もっともっと増水して川の中のゴミ等を一掃してほしいです。それから改めて夏に向けての水量、水質、川相になってほしいです。

 

      

 

 ほら下の写真をみると分流と本流の合流点手前の水量がぐっと多くなっているでしょう。これではスニーカーでは渡れません。まえは簡単に石の上を歩けば中洲に行けました。本流もこころなしか生き生きしています。

 

 

 「友釣り秘伝2017」の特集≪窮地を救ったこの一手≫から紹介します。

「松田克久さん」:

  元気なオトリに勝る武器はない。少しでもオトリ替えをスムーズに行うためになんらかの対策を練っておくことが必要。EX 本命ポイント以外にオトリを変えるためだけのポイントをみつけておく、1尾目はバレにくいヤナギバリで獲るとか、ハリスの長い3本チラシを使うとか、泳がないオトリはおもりをつけるなどして瀬の流心などを一発勝負で攻めてみる、小バリを使って負担を軽減する等。また、手尻を長めにすると一歩先のポイントへ送り込めるだけでなく、オトリを浮き上がらせることなく泳ぐ距離をキープできる。ときには自分の釣りやこだわりを捨てて、あえてすべて逆のことをやってみるのも大切。成功するチャンスは失敗の数に比例する。

⇒フィールドで感じたひらめきは、ときとして逆境を打破する奇跡の一手につながる。多くのひらめきを生むためには、常に次の展開を考えながら竿を出す。ひらめきは感覚的、かつ予測的なものだが、経験を積むことで精度が上がる。

 

「森岡達也さん」:

  悪循環を作り出す一番の原因は、釣り人側のトラブル。悪循環に陥ったら、必ず針の大きさや形状、ハリスの太さなどを変え、次は大丈夫、バレないと思い込むことが大事(メンタル面の強化)。また、バレるアユはバレると開き直る。さらに普段の釣でも思ったポイントにはオトリを泳がせる、鮎が居ないだろうと思う場所にも一度はオトリを通して様子を見る等、いろんなことを試すなかに、釣れないときに何とか一尾を取り込むためのヒントが隠されている。

⇒釣りをしている最中にふとひらめいたことは必ず実行するべきであり、どんなひらめきも実行できなければ意味がない、テクニックはひらめきを実行するための手段であり、思いついたことはすべて試すというつもりで竿を出す。

 

「瀬田匡志さん」(4日のブログの採録です。):

  『何事も「試す」という気持ちが 上達につながり、スキルを磨く』という投稿記事です。

・すごいと思ったことはすぐにやってみる。すごいと思った仕掛けは使ってみる。

 ・何事においても無理と思った時点で進歩は止まります。「試してみる」という気持ちが上達につながり、逆境を切り抜けるスキルになるのです。

 ・基本的な考えは、細い仕掛けに越したことはないのですが、太い仕掛けを使いこなし、人よりたくさん大きいアユを釣る人が、一番上手な釣り師だということです。(0.4号のナイロンでも何の抵抗もなく使えるそうです。)

 ・一度太い仕掛けを使用して、「これでも掛かるんだ」という自信を持てたらしめたものです。

 ・釣りの最中に迷ったら、とにかく自分が信じた仕掛けで、思った場所へオトリを通してみることです。「試してみること」が大切なのです。「気になったけどやらない」では、いつまで経っても答えは出ずに終わってしまい、そこからの発展や発見はありません。

 

  こうやって並べてみるとみなさん言っていることはほとんど同じ、ただ表現の仕方が多少異なるということになりそうです(ちょっと強引ですが)。

 ひらめき と 試行(実行) と 発想の転換 と 謙虚さ も必要ではないでしょうか。

コメント (2)
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