あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

季節は流れて

2023-05-11 01:00:23 | ひとりごと
あれからずいぶん日数が経ってしまい、季節は早春から春へと
あの日あの時に見た開き始めた梅の花も、今では小さい実がたくさんついて
目の前に見る山々には濃淡の緑に包まれ、磐梯山でさえ頂にわずかながらの雪
何にも変わらないいつもと同じような季節の流れに、なんだか戸惑いを感じる。
 
4月の末ころに撮ったのだけど
積雪ももう少しでなくなってしまいそう。
 
真夏でも消えない飯豊連峰の雪


相変わらずいつも通りの生活に流される様に
気が付けば田んぼに水が入る季節になった。


きっと、あっという間に耕やかされた田んぼには水が入って
田植え前の鏡の様な…、そこに夕日が映って
そんな風景が好きだった。
ヒメと散歩がてらにその好きな風景をカメラに収めた。
あんな季節は戻ってはこないのだろうと思うと
ちょっと寂しい気がする。
 

ちいさいチューリップが花開いた。

ヒメと夫は虹の橋で出会えたのだろうか。


元気だったヒメと青いツナギの作業服を着た夫が
私の好きな風景の中で散歩している姿を想像してみる。


このゴールデンウィークには、山形県の遊園地の行った息子一家
サクぼんが買ってきてくれたお土産は
黒地にオシャレな模様の入った指輪で
じいじにもって、二個買ってきてくれ
じいじの分は祭壇に飾った。
 
曇天だったけど保育園のこいのぼり


嫁様は会社から帰ってくるとただいまって声をかけ
みんながみんな何らかの形で心の中に残っているんだろうなって思ったりする。
コロナ渦のために入院生活と老健生活と
ろくに面会も出来ずに転院するときとか老健に入居するときとか
ホンの何回か…いっつも傍にいて介護したりとかの
お世話をすることがなかったので未だにピンと来なくて…。


それでも元気で生活をして、孫たちの送迎だとか
pochiko農園の仕事も順調に進んで
少しずつ普通の生活に戻り始めて
遺影だけになってしまったけど、いつも変わらずに笑いかけてくれる夫
きっと、みんな仲良く協力し合って生きていくのを見守ってくれているのだろうって
私と言えば、毎朝お線香を手向けて独り言が習慣になってしまったみたい。


長々とお休みしていたブログの方も、訪問くださった皆様に感謝しながら
ボチボチ動きだそうと思います。
これからもよろしくお願いいたします。




コメント欄は閉じさせていただいています。



 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする