最近の学会では発表に動画を用いることが多くなってきた。特に内視鏡学会ではビジュアルに理解してもらうには動画での発表がよい。発表方法もPCができてからはめまぐるしく進歩してきた。自分が医者になったころの発表スライド作成は手書きの原稿を活字で打ってもらいそれをポジフィルムに撮影して手作業でスライドの枠にはめ込んだ。PCができてからはすべて自分でカラースライドをデザインしその画面をポジ写真にとってスライド作成した。画期的だったのは現在の主流であるがPCでスライドを作成し、そのままPCを映写機(プロジェクター)につなげば拡大投影できる。しかもデジカメの普及で簡単に写真も貼り付けられるのだ。手書き原稿をポジ撮影していた時代はなんだったのだろうか?