4年目にしてそろそろ通院患者さんの数も増えてこなくなってきました。というか、前年同月比では、ほとんど毎月の患者さんの数は変化していません。このような住宅街は駅前とは異なり流動的人口ではないため、おそらくこれ以上は増えてこないのかもしれません。確かに増えてくると患者さんをお待たせしてしまうので多くないほうがいいのですが、それにしても今の保険点数では単価が低いので「薄利多売」にしないとやっていけません。国民の総医療費は毎年どんどん右肩上がりですので、国もいかに安くさせるかで必死です。しかし歪みはこのような医療の現場にもあらわれてきます。以前も触れましたが近場の病院が閉院しました。ここの院長の外来はとても人気があってすごい患者さんの数だったのですが、それでもやっていけないというのは医療行政がおかしいのだと感じています。