大学時代は診療は非常にエキサイティングであり研究生活も大変楽しかった。特に海外で発表する機会が何回もありこれもまたとても緊張した思い出がある。ところが一度海外で発表の経験をすると、以後国内学会での発表ではあまりあがらなくなってくるのである。人間慣れとはおそろしいものである。来週、都内で自分がよく参加していた学会が開かれる。開業してからは学会参加の機会がほとんどなくなった。まあ昼休みの時間を利用して少し参加しようかと考えている。この学会でも毎年必ず発表していた。開業してから研究はほとんどしていないので人の発表を聞くだけである。今の業務内容にはほとんど役にはたたないがまあライフワークみたいなものである。それと学会参加しないと専門医を更新できないので・・・。